(169番の続き)
斎藤さんの紹介が長くなったので、他の方の作品の写真紹介をわけてします。会場の左周りです。

↑高坂史彦、漫画あるいはイラスト的な作品と構成。真ん中の小さなバケツは販売用の絵葉書のお金入れ。


↑林教司、右側「種子の為の27Ans.」、左側「8.29のエイプリルフール」。語れば長くなりそうな林作品。昨年は「種子シリーズ」を休んでいたが、最近は激しく発表している。ドローイング風で、端正な美と風のような勢いを感じる。林さんはタイトルの着け方が知的で上手な人でもある。8月29日は何があったのだろう、個人的なことか社会的なことなのか。左の作品はガラスを利用していて、刃物とガラス、写るもう一つの世界、どこか痛々しく感じる。


↑久保千賀子、「作品」・石膏粘土。会場にタピオの連絡先として電話番号と担当者の名前が書いた紙が貼られている。その名前に「久保」とあるが、まさしくその「久保」がこの久保さんだ。左側は顔をアップにして撮ったのだが、作品としては他の方が好きだが、あまりによく写ったので載せた。彼女の作品は壁のコーナー近くが合っている。斉藤作品にこそっと忍ばしてみたくなった。

↑名畑美由紀、「作品」・ボード。板のせいか、彼女独特の華やかさ、軽やかさ出ていないような気がした。僕はより女性らしい明るい名畑絵画が好きだが、なるほどと思って見てきた。

↑杉本昌晴、「作品」。直ぐに杉本さんとわかったが、あまりに女性を一杯描いているので、つい微笑んでしまった。硬い絵に女性という組み合わせ、次は何を描くのかな。

↑のざわ
ゆきお、「動物」。(注意、「ゆ」の字は反転した字です。)

↑竹田博、「青春時代」、「茂津田岬」。