日曜日(22日)に藻岩山に登った。
今年初めての登山だ。大きな声で言うには恥ずかしいが、登山には違いない。5分も歩けば直ぐに雪道になり、夏用登山靴に簡易アイゼンを付けてて登っていくのだ。この山は真冬でもしっかりと道ができていて、長靴で心配なく登れる。それだけ、たくさんの人が登っている、愛されている山だ。途中に33地蔵仏が適当な間隔で並んでいるが、雪は払われて大事にされている。雪降れば、まってましとばかりに頑張って除雪をされる方がいるのであろう。感心なことである。
慈恵会病院前のふん詰まりに登山入り口がある。すぐ傍に奥井理ギャラリーがある。1時間半で登れる。たくさんの人とすれ違うことができる。日曜日だが子供達には会えなかった。登山人口は中高年を筆頭に増えていると思うのだが、低年齢層は15年前に比べて暫時減少しているようだ。そういう子供を持つ親があまり登山をしてないということなのだろうか。
登山自体の魅力には欠けるが、体慣らしには格好の山だ。夏山しか登らないが、今年はいくつ登ることができるのかな。二、三回はテントを担いで山中泊をするつもりだ。女房と二人でだ。この時ばかりは僕が重たい荷物を持つので、少しは女房殿に感謝されているだろう。テント泊ー飯を食い、日が沈み、星を眺め、ただ寝るだけ。・・・藻岩山の写真紹介をさせて下さい。


3年前の9月8日台風はこの山にも大きな打撃を与えた。登山道の整備以外は何ら台風の後始末をしなくて、自然回復を待つというのがこの山の方針だ。50分ほどで稜線に着くが、そこからの反対側の姿は無残である。こちら側の沢筋も相当に被害は大きい。沢を一気に大風が下って行った様子がよくわかる。




山腹からの写真。


頂上からの写真。
山といえば花です。

左:エゾエンゴサク。右:エンレイソウ。

フキノトウ。