栄通記

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2007年 04月 21日

152) エントランスホール 「米原眞二展」・ガラス ~4月29日

○ 米原眞二展 ガラス    「planet」

  会場:北2西2
    STV北2条ビル・東向き エントランスアート
    電話(011)207-5062
 会期:4月9日~4月29日(日)
 時間:月~金 9:00~18:00
     土・日  9:00~16:00

 1961年 東京生
   86年 多摩美大クラフト・デザイン・ガラスコース卒業
   94年 5年間勤めていた道立工業試験場・ガラス工芸科研究職員を退職し、江別にフリーのガラス工芸家として独立。

 
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 実に都会らしくていい。一見、プラスチックのボールのような物が通りすがりのビルの脇に並べられている。つい、軽く蹴ってみたくなるが、それは止めておこう。それでも、ここはお触り自由だ。通行人は無視したかのように過ぎ行くが、興味のある人にとっては本当に感心してしまう。誰憚ることなく好きなように作品と遊べるのだ。さすがに持ち運びや移動ができないように絨毯テープか何かで下は固定されているが、これほど気ままに作品と接する機会はめったにない。此処の担当者も偉いが、出品された米原さんも偉い。作品の危険性を顧みず札幌人に作品を放り投げて、作品の力と作品と人(鑑賞者・通行人他)との関係を見つめているのだ。盗難や破壊の危険性を担保にしているのだ。だから僕は自由に写真を撮っている、自由にこのブログに紹介している。この通路は私有地であるが、作品との関わりにおいては大通公園の本郷新等の作品と同様だと思っている。礼儀として、事後的な報告は関係者にはしようと思っているが。

 ところで、作品のことです。
 丸められた膨らす前のガラスに、金太郎飴のような色模様を付けた棒をペタペタと貼り付けて、あっためて真ん中のガラスをプーっと膨らまして、棒の模様が廻りに広がって出来上がりです。直径30cm、重さ10kの小宇宙。かなりの力技だ。底が平らですが球形です。完全な円球形を求めているのではないでしょうか。一応模様の偶然性は相当にあるでしょうが、そこは経験でどういう模様ができるかは計算されていると思います。だから、偶然を楽しむというよりも、どれだけ作家自身のイメージが具体的な物として仕上がるかに勝負があるのではと思っています。
 タイトルは「planet」、惑星。一つ一つが完結した星であると同時に、米原さんの作品世界全体が宇宙なのでしょう。

 作品は普段、棚の上に置かれていて、そう見るのが普通の対応と決め付けがちだった。床に置かれた作品を体をかがめたり、着座したり、真上から見下ろしたり、まじまじと触りながら5cmぐらいまで目を近づけて見たり、いい経験をした。

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by sakaidoori | 2007-04-21 10:54 | STVエントランスホール


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