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栄通記

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2007年 03月 28日

120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日

○ 福井 優子(Progressive Candle)作品展
      ~春を灯すキャンドル~

120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日_f0126829_15583515.jpg 会場:テンポラリー スペース
     北16西5 斜め通・西向き
     電話(011)737-5503
 会期:3月27日(火)~4月1日(日)
 時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)

 春ですね。
 どういう訳だか、雪割の用事を済ませて帰り際に寄ってきました。キャンドルといえば雪明りのともし火を連想するので、この時期にはどうかなっていう気分での訪問です。

120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日_f0126829_1603634.jpg
 やはり作家は心得ているのですね。春の気分、それも若い女性の気分の立ちこめた部屋になっています。「女心と春のテンポラリー」と題して何か川柳を作りたくなります。福井さんは知人の作家を通してこの空間を知り、気に入っての個展です。「オーナー中森さんを好きになって個展を開きました」という返事でなくて安心しました。やはり「場」なんですよ、その「場」に触発されて展示をしたくなる、特にインスタレーションという発表行為はそのことが大事なんでしょう。もっとも、その「場」を良く心得ている人がオーナーですから、作家とオーナーの関係は鑑賞者にはうかがい知れない何かがあるでしょう。

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 福井さんは10年ほど前から、キャンドル作りを始められたとのことです。コレクションが嵩じて、誰に教わるというのでなく技術を磨かれたとのこと。「初期の古い作品はどうしましたか?」「まだあるかもしれませんが、気に入らないのは燃やしました」燃やしたという言葉に一瞬ギョッとしましたが、作品はキャンドルです。燃やすのが一番合理的です。それにしても、キャンドルとは本来燃やす為にあるもの。こんなに可愛くて、いとおしくなるなる物を、何時燃やして使ったら良いのでしょう。それに、「燃やす、灯す」という現象は人の心に火を灯します。
120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日_f0126829_1664792.jpg 余談ですが、昨年の5月頃、旭岳に登りました。凄く天気が良かったのですが、昼から大荒れになり帰りのロープーウエイに乗り遅れました。全身びしょぬれで、裸状態で上下のカッパを着て一晩を避難小屋で夫婦で過ごしました。暖を採るために所持品の燃やせる物をかき集めてライターで点火。武富士のティッシュは量は多いのですが、一瞬燃えるとおしまい。その代わり紙の薄さは暗がりでは怪しげな綺麗さでした。名刺は厚くて暖かかった。レシートも燃やしました。さすがにお金は残しました。いろんな小片の炎を忘れることが出来ません。

 そんな話はともかく、民家を改造した吹き抜けの空間を楽しんでください。時間があればキャンドル作りも体験できます。あんまり上手に綺麗に出来ているので、作品は食べないように。緑のよもぎもちは美味しそうでした。300点ほどの作品が迎えてくれるでしょう。

120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日_f0126829_168116.jpg120) テンポラリー 「福井優子キャンドル作品展」 ~4月1日_f0126829_1684948.jpg















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by sakaidoori | 2007-03-28 16:11 | テンポラリー


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