栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 03月 22日

110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)

○ 藤谷康晴ライブドローイング  -呼吸する部屋ー

 会場:札幌市資料館2Fミニギャラリー6室
    大通西13 (旧札幌控訴院)
    電話(011)251-0731
 会期:3月20日~3月25日(日)
 時間:9:00~19:00(最終日は18:00まで)

初日の3月20日は展示準備を含めて、19:00まで描き続けます。
 それ以降は、夕方に作家が仕事を終えて在廊、何かをしているかも知れません。    
 24日、25日は作家が仕事が休みなので一日中在廊予定。新たにライブをしているかも知れません。

110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13491587.jpg110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_1351678.jpg









 藤谷君の3回目のライブ・ドローイングだ。10時過ぎに行ったが、仲間と一緒に一所懸命にノートの切れ端を壁に貼っている最中だった。一枚一枚の紙がめくれていたりしている。支持体としては落書き気分で面白いのだが、一人で準備するには余りに時間がかかりすぎる。助っ人がいなければどうなっていたのか、反省材料だがそこがライブらしくて良しとしよう。
 11時に見切りスタートと決める。
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13521957.jpg
 紙を貼るのに精魂込めていたから、描き出すのに心配気味だった。そんな気遣いは彼には無用のようだ。暖房が効いて暑めの部屋に、薄着の上にジャンバーを羽織って左手はポケットの中、今日の唯一の絵画道具の木炭を右手にサーと斜めに一本線を入れてライブは始まった。木炭の線は太い、多分今日一日で貼った紙に全部書き終えるだろうなと予想した。できれば終日(ひねもす)そこにいたかったが、見たい絵、会いたい人が沢山いて適当に資料館を後にした。
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13543744.jpg
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13552835.jpg


・・・(さいとうギャラリーで前川アキ個展鑑賞。作家と会話、彼女は淀むことなく明快に応えてくれる。こちらに今以上の見る能力があれば更に深い絵画の話ができるはずだ。それと個展をしている女性は綺麗ですね。どこか圧倒されそてしまう。隣室で佐藤麻弥展を鑑賞。名前から女性と思ったが30歳過ぎの男性だった。元々は水彩を手がけていたが、昨年個展をした東京の画廊の勧めで油彩を始めたとの事。三越ギャラリーで展示するのに合った作品。几帳面に丁寧に写実的な絵。今年のさいとうギャラリーは面白い。若い作家の個展が多くて眼が離せない。次はユリイカで竹津昇個展を鑑賞。大きな窓の横の椅子に座りオーナーからコーヒーをご馳走になる。竹津さんは栄通記を読んでいるとの事。嬉しいような恥ずかしいような気分。読んでいる作家の感想記を書くのは心理的に負担だが、嫌われるのを覚悟で自分の思ったことを書かないと、こんな私的サイトの意味はない。もっとも褒める為に書いているのではないが、興の乗らない作家のことは特別な意味がなければ書く意味もない。「壁」を描く人はそれだけで好きな作家だ。次はタピオの高田稔個展の鑑賞。平日なので作家は不在。後で記事を書く予定。来週まで開いているので覗いてください。市役所に行って遅い昼食。20分程寝てしまった。時計台ギャラリーで未来展鑑賞。これも記事の予定。今年の未来展は評価したい。6年目でリ・スタートを切った。公募展志向の作家は見る甲斐があるのでは。他にも行きたいところはあったが、時間だ。急いで資料館に向かう。遅い昼寝のおかげで気分良く歩ける。藤谷君の今日の出来はどんな感じなのだろう。)・・・・
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13561959.jpg


110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_1473134.jpg
 6時半前に着いた。
 案の定、何時止めてもいい具合に落書きはされていた。時間があればどこまでも埋めていくだけだ。作品としてはどの段階で止めるのがベストなのだろう。行為を重視したイベントだから無用な意見かも知れないが、取り敢えずの作品にあれこれ考えるのが鑑賞者の特権だ。作家=作品ではないのだから、作品にあれこれ言って楽しもう。鑑賞者の一々の言葉の意味など作家には届かない。(意味は届かないが波長となって何かが作家に伝わるかもしれない。)だから自由に作品を語って良いのだ。作家が居れば少し遠慮気味に、居ない時は思いっきり語り合えれば最高だ。もっともなかなかそんな事は出来ないが。
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_13594992.jpg


 準備を手伝ってくれた知人は最後まで見届けた。そこまで予定はしていなかったと思うが、興味尽きることはなかったのだろう。

 藤谷君との出会いは昨春のユリイカでの個展の時です。見ている最中にもっこリ隣に来て、「どうですか」と、聞かれた。青春を思わせる屋内のイラストあるいは漫画という作品だった。人は描かれていたかどうか、少なくとも顔は無かった。床の木目を描いた中に小さく人型があった。「この人型がないほうが一貫した作品群だと思うが、描かざるをえないのが青年らしくていいですね」と応えた。彼はいろんな所で発表したいと言った。若いからお金がないだろうから、喫茶店でもどこでも自分に感じる場所を探して工夫してはと応えた。あまり一箇所にこだわるなとも言った。その時の喫茶店の意見がエスキスの発表に繋がったと聞いた。嬉しいことだ。ユリイカ以後シンク・ガーデン、テンポラリーと続き当分は毎月でもライブ・ドローイングをしたいと言う。6月は予定の目処(めど)が付いたと言う。皆さんの中で格安でライブの出来る場所をご存知ならば情報を待っています
110) 資料館 「藤谷康晴ライブ&個展」・線描画 3月20日~3月25日(日)_f0126829_1404050.jpg

 

by sakaidoori | 2007-03-22 14:05 | 資料館


<< 111) テンポラリー「齋藤周...      109) さいとう 「前川アキ... >>