栄通記

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2007年 03月 10日

95) 画廊喫茶・チャオ 「林 教司 作品展」(油彩他) ~3月14日まで

○ 林 教司 作品展

95) 画廊喫茶・チャオ 「林 教司 作品展」(油彩他) ~3月14日まで_f0126829_21435794.jpg 場所:画廊喫茶 チャオ
    北24西4 モンレーブ24ビル3F・北向き
    電話(011)736-3434
 期間:3月2日~3月14日
 時間:11:00~22:00
     3月11日(日)は12:00~18:00

  ※場所は地下鉄北24条駅1番出口より、出て左へ10mのすぐ傍のビル。エレベーターで3階へ。

 チャオの壁も天井もえびちゃ色、長方形の部屋の一方はカウンターでその前は総ガラス張り、燦々と光が入ってくる。3階からの景色は垢抜けたものではないが、見下ろす世界は部屋のムードと絡み、バラードがかっている。真ん中に中小路の直線道路が走り、程よい距離に外を覗き、別世界にいるような感じだ。

 今展覧会はオーナー自らがお願いしてのものだ。あまり例がないとのこと。

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 展示をするには特異な壁の色だ。この辺がギャラリーとは違って作家に胸躍るざわめきを起こさせるのだろう。

 シンメトリーに深い色合いで描かれた楕円形、<種子シリーズ>と呼んでいる。二年前に精力的に発表していた。年が明けると封印するかのようにスパッと止めて、新たな表現をみせている。精神を同じくしながらの、模索・深化の過程なのだろう。
 今回は出品数は少ないが、間違いなくこの<種子シリーズ>の精神で纏めていると思う。僕はこのシリーズを『メメントモリ(死を忘れるな)』あるいは『レクイエム(鎮魂歌)』と理解している。95) 画廊喫茶・チャオ 「林 教司 作品展」(油彩他) ~3月14日まで_f0126829_22363611.jpg死する者への追悼であり、それを踏まえての種子としての、生まれんとする者への静かなる平安の場と理解している。黄色い小品の抽象画は明るく種を見守っているようだ。水墨画は付き添って踊っているようだ。ガラスに入って写真では良さが伝わらないが、2点の滝とも清き流れともいえる作品がある。種子を包み込み、種と共に人生や自然の流れの象徴のようだ。燃える赤い羊蹄山もあるではないか。

 旧作ではあるが、林教司氏の生命観、時空観を見てもらいたいものだ。





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 上の写真は入ってすぐの左側の壁。コンクリートむき出しで、暗く都会的なインテリア。

 タイトルをまとめて書いておきます。
 種子(ベナレス)、種子、水の種子、幻垂、羊蹄、波、無題、(作品)

95) 画廊喫茶・チャオ 「林 教司 作品展」(油彩他) ~3月14日まで_f0126829_22495372.jpg95) 画廊喫茶・チャオ 「林 教司 作品展」(油彩他) ~3月14日まで_f0126829_22504772.jpg














 
     

by sakaidoori | 2007-03-10 21:47 | (画廊喫茶)チャオ 


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