栄通記

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2007年 03月 02日

83) タピオ 「竹田博展」 ~3月10日まで

○ 竹田 博展  -叫びのバラード

 場所:タピオ
    北2西2・中通り東向き・道特会館1F
    電話(011)251-6584
 期間:2月26日~3月10日(土) ・休み無し
 時間:11:00~19:00(3月4日・日曜日は13:00~)

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 期間が長いです。これは是非見てもらいたい個展です。
 40年以上前、作家20代の自画像群です。20代青年男子の息吹、1960年代の時代精神にもなっていると思います。若描きです、上手だの下手だのとして見てはいけないのです。年配者にとっては当時の自己確認と現在との対話を、若人はいかようにも作品を膨らませてください。自分の意欲と勝負してみてください。

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 油彩による小品の自画像が大半です。激しい線描の人物群像もあります。竹田さんによると、10代に仕事で定規を使ったイラストの仕事をしていたので、その反動として自由に描いてみたかったとのことです。様相を異にした薄描きの作品があります。40台の作品です。最近発表している大き目のカラフルな色付きのキャンバスを構成的に配置しています。棺桶仕立ての黒い段ボールもたたんで壁に立てかけてあります。展示空間のレイアウトではあるのですが、過去と現在の対話でもあると思います。

 竹田さんに作品の変遷を語ってもらいました。簡単にその特徴を言えば、今展の20代の自画像シリーズ「叫びのバラード」、30代のカラフルに色を構成的に配した「原色のバラード」、40代・50代の風景なり静物を薄く描いた「心象のバラード」、現在である60代の身辺のこまごました物をコラージュにしたり、あっけらかんにキャンバスや段ボールだけで表現している「雑事のバラード」ということになるそうです。

 「心象のバラード」時代頃からギャラリー・タピオを始めたそうです。開廊25年目、会期中に66歳の誕生日を迎えられました。

 タピオの展覧会はなるべく記事にしたいと思っています。竹田さんには言葉として学んだこともたくさんあります。ギャラリーの苦労譚など書く機会があると思います。
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 左の写真は参考資料。展示されていません。デザインとしてこういう作品を描いていたので、自由な線描の世界を描きたくなったとのことです。

by sakaidoori | 2007-03-02 14:55 |    (たぴお) | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 北海道美術ネット別館 at 2007-03-07 23:10
タイトル : ■竹田博展-叫びのバラード (3月10日まで)
 ギャラリーたぴおのオーナー竹田博さんは、毎年2月の誕生日の前後に、じぶんのギャラリーを会場に、個展をひらいています。  ことしも会期中に66歳の誕生日をむかえました。  竹田さんの本業はデザイナーです。そのかたわら絵筆も執っています。  以前は近作を展示していたのですが、2004年からはテーマを設定して、旧作もならべています。  今回は、20代の自画像がメーンで、題して「叫びのバラード」。  「栄通記」によると、 簡単にその特徴を言えば、今展の20代の自画像シリーズ「叫びのバラード」、30台のカ...... more


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