栄通記

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2007年 02月 08日

48) さいとう 「森迫暁夫個展」(イラスト) ~11日(日)まで

○ 森迫暁夫個展

 場所:さいとうギャラリー
     南1西3 ラ・ガレリア5F
     電話(011)222-3698
 期間:2月6日~2月11日(日)
 時間10:30~19:00(最終日は17:00)

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 森迫君は昨年の芸森「ラブリー展」に出品していた。
 あの展覧会は良かった。若い人を中心にイラスト、ぬいぐるみ、油彩、漆付けのキューピーさんなどジャンルにとらわれなくてちょとした楽しみと驚きの展覧会だった。日頃、何かにつけ美術館学芸員のことを批判的に語ったりして酒の肴にする。ああいう展覧会を見ると、しっかり作家たちを観察しているし、フォローしているものだと感心した。

 森迫イラストは影絵のようなキャラクター人形を場面の主人公にしたてて、画面いっぱいやや賑々しく装飾的に仕上げる。上の写真など保育園の壁紙にしたいね、テーブル・クロスでもいいな。
 
 上の二枚の写真を見比べてください。共にハッピーな世界ですが明瞭に異なる。上段は機械的で輪郭線はスパッと定規で切ってシャープです。没個性的というのでしょうか、誰でもが楽しめる世界、味の素的です。
 下段は溢れるような動きがあって、視線をどこに止めようか楽しい落ち着きの無さの世界です。輪郭も筆さばきあらわで、上段の作品と好一対です。僕の好みは下段ですが、相反する作品があるからより以上に楽しめる。イラストに生理を出すのは危険性もあるが、これからのイラストは何でも表現していくのだろう。彼の作品はシルクスクリーンでもある。イラストとシルクスクリーン、現在美術の申し子のようなジャンルだ。大衆消費社会の表現形態、「いつでも、どこでも、だれでも」楽しめる世界だ。「いつでも、どこでも、だれでも」救われる、と言ったのは親鸞の「南無阿弥陀仏」だ。芸術の世界で彼の言葉を実現したのが「イラストとシルクスクリーン」だ。

 タイトルを書かないのはメモるのを忘れたから。最終日にもう一度寄る都合がありますので、会場風景と不足情報を追加する予定です。

 

by sakaidoori | 2007-02-08 22:23 | さいとう | Trackback | Comments(0)
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