栄通記

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2007年 01月 26日

29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」

29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_23174839.jpg
 ①国立新美術館記念展 20世紀美術探検 (6000㎡)
         -アーティストたちの三つの冒険ー
 場所:港区六本木7-22-2 (六本木ヒルズより徒歩10分以内) 1F
 期間:1月21日~3月19日(月)
 休み:基本的に火曜日
 料金:(当日)一般1100円 大学生400円
 
  ②黒川紀章展ー機械の時代から生命の時代へ (2000㎡)
 全て上記に同じ 2F
 料金:無料

  ③文化庁メディア芸術祭 10周年企画展ー日本の表現力 (2000㎡)
 全て上記に同じ 2F
 料金:無料

  ④異邦人たちのパリ 1900-2005  (ポンピドー・センター所蔵作品展) (2000㎡)
 期間:2月7日(水)~5月7日(月) 2F
 料金:(当日)一般1500円 大学生1000円

29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_10124090.jpg  道立近代美術館の常設展、企画展の敷地面積は共に1100㎡だ。①の記念展の展示面積は6000㎡だからいかに広いか想像できると思う。1階全部を使っての企画展だ。ちなみに、ここの美術館は2000㎡を1単位にしている。全部で3階、7単位14000㎡である。

 (続きは明日書きます。明日はギャラリーめぐりの予定。夕方はフォーク・ライブ。僕にどれだけ書く能力があるのか試されているみたいです。それではお休みなさい)

29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_1015503.jpg セザンヌの中品を先頭に500点以上の、この100年間の作品が並んでいる。簡単に書くには膨大な量だ。全体は三部構成。初めはオーソドックスな壁面作品。郷土の傑物、三岸好太郎もいる。和人、洋人問わず有名どころが並んでいる。近代美術史の格好の教材だ。日本人が何を吸収し、いかに消化したかを考えてしまう。ポロック、デュビュッフェなど初見でお気に入りの作家にあえて入場料のもとは取った気分だ。

 一部の後半から二部はインスタレーショウ、立体、広告、映像と何でもありの『本格的』現代美術の世界になる。暫時視界が変化して飽きることはない。厭きないがその広さに疲れてしまう。アメリカ的消費物流の美術的反映29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_1017915.jpgとも言える。ロシア人タリトンの「第三インターナショナルのモニュメント」と言う建築映像作品がある。連れがロシアの勉強をしていて教えてくれた。ロシア革命後、革命を記念してタリトンが壮大な建造物を設計した。金の問題もあるが、田舎者スターリンにとってそんなものは無用だから、机上の産物である。その建造物をCGを使ってペテルスブルクの川岸に再現した作品。説明を聞かなければ何の意味だか解らない。現代美術を試すような作品だ。

29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_102332.jpg  第三部は2000㎡にたった6人だけを選んで個展風のインスタレーションの紹介。アンドレア・ジッテル、シムリン・ギル、コーネリア・パーカー、高柳恵理、田中巧起、マイケル・クレイグ=マーティンの6名。

 分厚い図録だ。格安で2000円しない。また枕本が増えてしまった。

 退出したら再入場は不可である。希望として出入り自由の一日券を考えて欲しい。ゆったり構えて、腹を据えて新美術館を楽しみたい。
29)②東京、巡り記 「国立新美術館 四つのこけらおとし展」_f0126829_1017496.jpg



 

 

by sakaidoori | 2007-01-26 23:17 | ☆道外公共美術館ギャラリー


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