○ 栗井典子・新春小品展
場所:ギャラリー・ユリイカ
南3西1和田ビル2F・北向き
電話(011)222-4788
期間:1月9日~21日(日)
時間:11:00~19:00
15日・月曜日は休み、最終日は17時まで

韓国和紙に墨象画のように墨で表現。ワンポイントに着色した作品もある。全て小品。別の場所で展示中のダイジェクト的作品2点もある。着彩画。こちらのタイトルは「初春の日記展」。するとユリイカ展は四季展ー白黒の冬・新春として作品を見てくださいということになる。
僕は抽象画は壁に掛けてその場の空気感を変化させるものと理解している。掛ける位置によっても感じかたが違う。真ん中に書けた場合、黄金分割点、右上、右下・・・・。壁が支持体(かかれる物)で展示物が肉筆ということです。白壁とガラス窓のある四角四面の近代建築物の誕生が近代抽象画の外的要因ではないでしょうか。もっとも、抽象作品は有史以来古い物です。ルネサンスの本物のような具象運動は稀な表現様式です。
大きな窓があり光も眩しく、夏には銀杏の緑で覆われるユリイカ。今は白多き世界。この日は青空。この擬似自然の中にただ墨で落書きをしたような作品を並べて、作家は何かを確認しているのでしょう。
★Kurimaru 新春日記展
体験型ワイン工房さっぽろ
1月8日~1月末(10:00-19:00)
白石区菊水6条2丁目8-15KENTビル2F
電話011-833-0101