栄通記

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2018年 09月 16日

2599)④「群青 『元気展 前期D室+ホール②』」 アートスペース201 終了/1月25日(木)~2月6日(火)

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第5回 丸島均(栄通記)企画


群青ぐんせい

 ぐんじょうと読まないで下さい。
 ぐんせいと読んで下さい。「群れる青い人達」です。



10部屋の展覧会
〔写真、絵画、書、ドローイング、テキスタイル、立体、他〕

  「群れる青い人達による自己表現展です

    雪固まる1月、2月・・・
    寒い・・・
    少しでも元気になれれば・・・
 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●会場:アートスペース201
    札幌市中央区南2条西1丁目山口ビル5&6階
     電話:011―251―1418
   
●会期:前期⇒2018年1月25日(木)~1月30日(火) 
   後期⇒    2月1日(木)~2月6日(火)
     (前後期全館使用&総入れ替え。)
●時間:10:00~19:00 
    (各会期最終日は、~18:00まで)

《前期》
・6階A室 ◯「日めくり、季めくり、心めくり」(写真展)
 永倉理子 野口琴里 宮森くみ 橋本つぐみ 冬野矢萩
・6階B室 ◯「私たちはなぜモノクロで撮るのか」(モノクロ写真展)
 平間理彩 千葉貴文 外崎うらん
・6階C室 ◯「対展」(2点一組の写真展?)
 長内正志 加藤良明 酒井詞音 二宮翔平 今佑記 名畑響 小林孝人 岩田千穂 佐々木彩乃 髙橋萌 紺野はるか 野崎翼(折り紙) 米林和輝 佐藤瑞生
・5階D・E室・ホール ◯「元気展(総合美術展)
 (D室)⇒杉崎英利(チョーク画) 佐々木麗鶴(絵画) チQ(マジックペン画) 佐々木幸(現代美術) 神成邦夫(写真) 町嶋真寿(立体・鉄)
 (E室)⇒宍戸浩起(写真) 篠原奈那子(写真) 岡田綾子(立体) 北村穂菜美(絵画) 鈴木比奈子(絵画) 山本和来(陶芸) 
 (ホール)⇒田中季里(版画) 碓井玲子(刺繍)



●助成金:札幌市文化芸術振興助成金活動
●協力 :アートスペース201

●企画 :丸島均(ブログ「栄通記」主宰)
●連絡先:090―2873―2250 marushima.h@softbank.ne.jp
●住所 :札幌市北区屯田3条2丁目2番33号

ーーーーーーーーーー(1.25)


前回に引き続いてD室です。

始めに山本和来(わこ)。

可愛い作品です。何はともあれ写真を見て下さい。はははっと笑って下さい、手に持って下さい、ニンマリして下さい。

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   ↑:山本和来(陶芸)、(歯形&ウミウシ)。


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   ↑:「奥歯君とゆかいな仲間たち」。



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   ↑:「海の宝石」・半磁器土 下絵具 石灰透明釉。


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山本ワールド、ゴチャゴチャ言っても仕方がないです。

山本和来から、「歯形を出品します!」と聞いた時は、チョットびっくりした。彼女は可愛い系作風だし、歯形って少しオドロオドロした雰囲気があるし・・・と思っていたら、やっぱり和来(わこ)風の可愛い系の歯形!ちゃっかり座れるようになっている。
売り物だ。金額はお気持ちの程を貯金箱にお願い!大きな歯形はお金入れで、最後にガチャンと金槌の登場、「いくらかな?いくらかな?」とみんなで計算・・・意外に貯まって、ほくほく顔で富良野に帰った和来さんでした。

歯形はアッサリ着色ですが、ウミウシは細やかに丁寧に形も色も仕上げて、手のひらの宝物です。「ハガタ」に「ウミウシ」、どちらも見方を変えれば薄気味悪くて変な存在。山本和来って、ただただ可愛いの大好きではないのでしょう。さてさて、来年も和来ワールド、よろしくお願いします!




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   ↑:鈴木比奈子、「(「茸服飾見本」の原画)」。



山本和来の可愛い系の陶芸と並んで、茸をモチーフにした本格漫画?の原画。陶芸と線描画の組み合わせ、丸島均お気に入りの組み合わせです。というか、この「女感覚」の部屋、上手くいったと自画自賛。

とにかく作品を多めに載せます。尖った輪郭線は神経質さを感じ、キノコのユーモラスな変化に笑いをかみ殺し、登場人物に「女」という性を思い、他にもあれこれ気になる事がある。小さい世界にぎゅっと鈴木ワールドを閉じ込めている。和来の開放形とは逆で、内に内に意識を進ませる閉鎖系だ。
鈴木比奈子の魅力は、この閉鎖系に夢とロマンと性(さが)が積み重なり、そこで「生きている」という声を感じられることだと思っている。

以下、個別作品を載せます。楽しんで下さい。タイトルも画面で確認して下さい。



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◯以下はホール展示


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   ↑田中季里、「ドアーズドアーズ」。



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1.2m×1.6mのポスター掲示板での展示。
門のような場所に門のような窓ような作品の展示。一種の迷宮装置のよう。青い色が瞳を吸い込む。何処に吸い込む?美術の力は色でも形でも何でもいいから、見る人の瞳をドラキュラのようにして、どれだけ吸い込むことができたか?田中季里は小さい世界に、自分自身が吸い込まれたくて、青い門を作ったみたい。






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   ↑:(真ん中の刺繍作品)碓井玲子



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   ↑:「木」」・1305㎜×1745㎜ 制作期間(1993年1月~1994年8月) 旅した国(インド、トルコ、タイ)




碓井玲子の刺繍は毎回エレベーターホールに飾っている。
展示としては良い環境ではない。ですが、この刺繍作品を会期中の2週間、いつ来ても見て欲しいからこの場所の展示にしています。本会場は総入れ替えだから、企画者が比較的自由に使えるこの場所を碓井展示スペースとして毎年活用しています。実際、群青に来て、ここで碓井作品に出会えるのを楽しみにしている方もいるのです。
それと、こういう飾り方をすると裏地を見ることができる。良い刺繍作品は裏を見れば一目瞭然なのです。表面の刺繍の細やかさは、華やかな模様でわかりにくいですが、裏を見ると一針一針に神経の行き届いているのがわかります。

というわけで、その裏地を見て下さい。



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この場所は照明は悪い。しかたがないです。入口で強い光をあてるにはいかない。。狭い出入り口ということもあり、作家にとっては不本意なところがあると思うのですが、毎年快く承諾して頂いて感謝です。
それはともかく、サラリと立ててはいますが、この刺繍作品は道内を代表するテキスタイル・美術作品であることは間違いないです。



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碓井玲子展のフライヤーです。奈良県開催です。以下、概要を記します。


「北海道・札幌から 針と糸 碓井 玲子

会場:奈良県文化会館
   奈良市登大路町6ー2
   電話・(0742)23ー8921
期間:2018年10月3日(水)~10月8日(月)
時間:10:00~18:00

※今展の特徴として、新作3作品があることです。どれも札幌で制作。全部で13作品。

以前、東京で個展をされたのは知っています。久しぶりの道外展です。しかも新作を3点加えています。今展への強い意気込みを感じる。この新作、道内でも発表予定があるとは聞いています。情報が入り次第お知らせします。


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   ↑:(D室)。



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   ↑:太陽と月。


前期D室で「余裕があれば、展示しましょう」と、お借りした作品です。



(次回は前期6階C室「対展」です。少し遅れるかもしれません。)







by sakaidoori | 2018-09-16 10:03 | 群青(2018) | Trackback | Comments(0)
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