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栄通記

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2018年 09月 13日

2596)②「群青 『元気展 前期D室』」 アートスペース201 終了/1月25日(木)~2月6日(火)

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第5回 丸島均(栄通記)企画


群青ぐんせい

 ぐんじょうと読まないで下さい。
 ぐんせいと読んで下さい。「群れる青い人達」です。



10部屋の展覧会
〔写真、絵画、書、ドローイング、テキスタイル、立体、他〕

  「群れる青い人達による自己表現展です

    雪固まる1月、2月・・・
    寒い・・・
    少しでも元気になれれば・・・
 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●会場:アートスペース201
    札幌市中央区南2条西1丁目山口ビル5&6階
     電話:011―251―1418
   
●会期:前期⇒2018年1月25日(木)~1月30日(火) 
   後期⇒    2月1日(木)~2月6日(火)
     (前後期全館使用&総入れ替え。)
●時間:10:00~19:00 
    (各会期最終日は、~18:00まで)

《前期》
6階A室 ◯「日めくり、季めくり、心めくり」(写真展)
6階B室 ◯「私たちはなぜモノクロで撮るのか」(モノクロ写真展)
6階C室 ◯「対展」(2点一組の写真展?)
5階D・E室・ホール ◯「元気展(総合美術展)
 (D室)⇒杉崎英利(チョーク画) 佐々木麗鶴(絵画) チQ(マジックペン画) 佐々木幸(現代美術) 神成邦夫(写真) 町嶋真寿(立体・鉄)
 (E室)⇒宍戸浩起(写真) 篠原奈那子(写真) 岡田綾子(立体) 北村穂菜美(絵画) 鈴木比奈子(絵画) 山本和来(陶芸) 
 (ホール)⇒田中季里(版画) 碓井玲子(刺繍) 冬野夜薙(絵画)


《後期》
6階A室 ◯「闘」(写真展)
6階B室・ホール ◯「踏み出す」(写真展) 
6階C室 ◯「それぞれの居場所「(写真展)
5階D・E室 ◯「元気展」(総合美術展)
 (D室)⇒梶田みなみ(立体) 野呂田晋(写真) ドローイングマン(ドローイング) 水中蝶生(点描画) 
 (E室)⇒福岡幸一(ドローイング) 柿崎秀樹(絵画) 久藤エリコ(切り絵) 金侑龍(現代美術) 酒井彩(彫刻) 
 (ホール)⇒碓井玲子(刺繍) 櫻井麻奈(写真)
 


【座談会】 
出品者による写真を語る集い
 ~僕はなぜ写真を撮るか?見せたいか?~

◎2018年1月27日(土)/6階C室
 司会:篠原奈那子
 参加者:橋本つぐみ、髙橋ヤヒロ、平間理彩、岩田千穂

【催し】
◎2018年2月3日(土)/5階D室
 16:00~ 出品者による演奏会
      ~ジャズ・フォーク・クラシック~
  「実験水槽」/佐藤瑞生(ギター弾き語り)/篠原奈那子(ホルン)&宍戸幸希(コントラバス) 
 17:45~   出品者紹介
 19:45頃~20:00  軽食パーティー(参加無料)

●助成金:札幌市文化芸術振興助成金活動
●協力 :アートスペース201

●企画 :丸島均(ブログ「栄通記」主宰)
●連絡先:090―2873―2250 marushima.h@softbank.ne.jp
●住所 :札幌市北区屯田3条2丁目2番33号

ーーーーーーーーーー(1.25)
 (①に続く)


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   ↑:(我が家近く、バス停からの風景。)



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   ↑:(会場・山口ビル付近の風景)



D室、残りの3名の作品達です。


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   ↑:チQ。ライブ初日の終わりの頃。



チQは完璧なライブ・ドローイングだった。
展示の始まりは何にも描いてないわけだ。それはあたりまえなのだが、時間の都合上、なかなか進行しなかった。どうなることかと、やや心配・・・いや、かなり心配した。最終的には仕上がるだろうが、何にも描いてなくて数日経過・・・になるのか、と案じつつ、5階にこの会場に何度も足を運んだ。
心配は希有だった。上掲の写真のように、それなりに進んだ。
さて、その後はどういう感じで進行するのか・・・
以下、適当に途中経過と最後を載せます。


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   ↑:(4日後。)



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   ↑:   ↑:(上掲の部分図。)



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   ↑:(5日後。)



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   ↑:   ↑:(上掲の部分図。)




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   ↑:6日後、最終日。完了直前。




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「南無阿弥陀仏」(仏さんを信じます)、だ。浄土教を書き連ねている。
丸文字というのか、漫画風な文字。漫画といえば気分はノリノリ、楽しくて楽しくて、になるのだろうが、チQの行為は何と言うべきか?そもそも何故仏教・宗教を表現手段にするのか?じつは、そのことを私自身が深く考えたことがなかった。今、文章でチQのことを書こうとした時、「チQと仏教」を問わなかったことに気付いた。いや、あえて考えようとはしなかった。今回も考えることを保留しよう。耳無し法一のようなチQ壁を脳裏にたたきつけておこう。





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   ↑:佐々木麗鶴




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星印による「輝き」、青色と輝き、乙女は眠り、夢見心地。どんな夢を見ているのだろう?夢の中よりも、夢見気分を楽しみたい。「光と夢」、確かに、明日への希望とか、素敵な人との出会いとか、いえいえ、美味しいものを食べて「しあわせ~」っていうつぶやきかもしれない。
「内なる光」、忘れていた言葉だ。自分自身の「内なる光」に向き合わないといけない歳になった。その「内なる光」は外をも向いているだろう。「外の光」ではない、「外への光」のことも考えないといけない。

キャプションによると「光」、「内なる光」がモチーフ。

佐々木麗鶴、2016年にビセン(北海道芸術デザイン専門学校)を卒業。だから、22歳前後、若い!5階の元気展メンバーでは最も若い絵描きだ。こうして、先輩・年配者ばかりの中で、発表するのは大変だと思う。群青では絵描き相互の交流会をしない。だから、何かと気後れする場面があることと思います。が、展覧会が全ての交流の場です。この場を制作の刺激にして下さい。





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   ↑:杉崎英利



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チョーク画の杉崎英利は楽しいことをしている。人物画を描いた紙、その上をワニが引っ張る?ロボット掃除機が線でグチャグチャに塗りつぶす。人物とは・・・安倍晋三総理みたいです。ピンク線の楽しい世界にユーモラスな皮肉を込めている。
皮肉はともかくとして、楽しいことをするもんだ、杉崎英利は!
彼は絵画を本格的には習っていない。いまさら構図がどうのこうのだとか、描写力が上手いの下手だのと気にしていたら、描きたい気持ちが前に進めない。絵を描くことを前に進める!それが全てだ。彼の場合は、自分の絵描き作業を通して、いろいろな人と交流する、それも同時進行的に大事な仕事だ。その仕事に群青が役立っていると思うと嬉しいものだ。





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   ↑:町嶋真寿、「境を踏む」・900×400×1200㎜ 鉄 木綿布 糸。



鉄という作品が群青ではどう表現されるか?期待と不安で一杯だった。

町嶋真寿は鉄造形作家だ。大きな作品は当会場には搬入できない。というか、群青は参加者は多いが、地名度も低いし、大きな作品を持ってきても、作品にかけた情熱が鑑賞者に大きく伝わるかは不確かだ。あれやこれや思い煩ったが・・・作品は、町嶋真寿に限らず、当日のお楽しみにしよう。

スッキリした作品だ。和風だ。にっこり笑って「アレッ」と思った。うるさいのが好きな丸島に、「静かなのも良いですよ」と微笑んでいる。
そうなんだ、この空間では狭すぎた。いえ、うるさい作品の中に置くのには狭すぎた。あと半径1mは欲しい!そうすれば、静かさと激しさとの両方を楽しめたかもしれない。
それで、この作品は後期にも続けて置くことにした。場所は少し狭い隣の部屋だ。その時に、また町嶋真寿を記そう。



(③に続く。次回は隣室・E室の掲載。)







by sakaidoori | 2018-09-13 10:15 | 群青(2018)


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