栄通記

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2016年 05月 23日

2531)「第21回 山崎亮個展」 時計台 終了/5月9日(月)~5月14日(土)

第21回 山崎亮個展 


 会場:時計台ギャラリー 2階A室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2016年5月9日(月)~5月14日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーー(5.14)


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 今回で21回目の個展だ。大学卒業後、2年毎に当館で続けて発表している。

 ご存じと思いますが、時計台ギャラリーは今年で閉廊とのことだ。


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   ↑:「残雪の旭岳を往く」・130号。




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   ↑:「白鳥大橋の羨望」・130号。





 画家は空が好きなんだ。飛行機も好きなんだ。いつから空を、飛行機を、天空からの眺めを描き始めたのだろう・・・。



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   ↑:「オスプレイ(沖縄)」・S100。




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   ↑:「30×30構成」・S100。



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   ↑:「30×30構成」・S100。



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 飛行機は、普通の旅客機があれば、戦闘機もある。沖縄と戦闘機を組み合わせて、画面を赤く染めた作品もある。その画意ははっきりしている。「現在の沖縄を考えよ!」という画家からのメッセージだ。もちろん、沖縄の現状を肯定的に主張してはいないだろ。反戦気分を濃厚に保ちながらも、画家はそれ以上を絵に託さない。良く言えば、「画家は問題をイメージで提起するのが仕事で、後は見る人に判断を委ねる」ということだ。悪く言えば、「もっと主張しても良いのでは!ちょっと中途半端なのではないか」という意見もあるだろう。

 それでは丸島はどう思っているか?僕も空が好きだ。飛行機が好きだ。空からの景色は最高だと思っている。そして、沖縄の米軍基地の有り様には反対である。画家同様に、今はそれ以上をブログで書く気はない。「闘う人」あるいは「実践派」ではない。

 発表歴などから画家の年齢を推測すると、62歳強ではなかろうか。僕は63歳だから同世代かもしれない。以下、同世代として書きます。
 僕たちの一世代上が「団塊の世代」だ。彼等こそ「闘う世代」で、安保闘争などの学生運動の主役だった。燃える政治の中で育った人達だ。彼等は組織を作るのが達者で、その中での上昇志向も強い。もっとも、ナンバーワンを目指す人達は能力はあるが、しょせん一人しか勝者として残れない。敗者は組織を去っていく。そして、意外にも組織を成り立たせている心の有り様は、周りの様子を見ていて、出しゃばらないのが生きる知恵だと理解した人達の気質だ。永遠にナンバーツーの存在に満足できる根性の持ち主だ。つまり、「団塊の世代」とは闘う人と闘わない人がうまい具合に同居して、「より良くなる社会」を築く人達だ。

 さて、山崎氏や丸島はどうか。「燃える政治を目の当たりに見たい、参加したい」と思っても、学生運動は既にディ・エンドなのだ。焼け跡派ではないが、熱き息吹の余韻を味わうだけだ。主張したくても、それを後押しする組織はない。社会的ムードはない。強いて頑張るならば、個人的にあれこれするだけだ。そして、当然ながら、それほど個を前面に出したりはしない。「何かがしたい」という情念をブスブスと抱いているだけだ。
 
 どうですか!山崎絵画・「戦闘機と沖縄」に戦えなかった男の思いを感じませんか!「沖縄、確かに問題だらけだ」とつぶやいて、見ることに集中して立ち留まっている!
 それは実践派からすれば立ち止まっているだけだ。だが、真面目に見つめて、ただただ見つめて報告している姿に愛着を覚える。「沖縄」・・・決して他人事ではないが、決して自分事でもない。その溝を絵画が繋ぐ。






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   ↑:「離陸」・F20。

by sakaidoori | 2016-05-23 15:07 |    (時計台)


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