栄通記

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2015年 02月 25日

2469) 「(米澤拓也展) PRISM Ⅱ」 ト・オン・カフェ 終了/2月9日(月)~2月22日(日)


TAKUYA YONEZAWA EXHIBITION(米澤拓也 展)

PRISM Ⅱ
何が見えるだろう、何が見えるだろう  
        

会場:TO OV cafe(ト・オン・カフエ) 
      中央区南9西3-1-1
       マジソンハイツ1F
      (地下鉄中島公園駅下車。
      北東に徒歩2分。北東角地。)
     電話(011)299ー6380

 会期:2015年2月9日(月)~2月22日(日)  
 休み:会期中無休 
 時間:月曜~土曜  10:30~22:00
     日曜日    10:30~20:00
 電話:(011)299-6380


ーーーーーーーーーーーーー(2.15)


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 軽いのりで色が泳いでいた、眼鏡が人恋しくこちらをにらんでいた。


 さっぱりした明るさ、ホップにポップにイロ眼鏡が飛び交う米澤ワールドだ。自分自身が楽しみたいのか、見る僕らを楽しませたいのか、軽いジャブと軽快なフットワークの部屋だ。



 米澤卓也は1989年北海道生まれ。ということは、今は26歳?道教育大学油彩科を卒業し、今は天塩町に住んでいる。ということは、わざわざ北方から、しかもこの寒い時期にイロ眼鏡を持参してきたわけだ。作風は軽いが、動きには並々ならぬ情熱を感じる。
 もっとも、「並々ならぬ」とか「激情」とか「重く難解」という言葉は彼には似合わない。どこまでもさわやかに軽く軽く、「僕は楽しんでいるよ、みんなはどう?僕の絵でちょっと不思議な気分になってよ、絵画しあおうよ」と言いたげだ。

 自分が楽しみたいのか、見る僕らを楽しませたいのか?単なる絵画リップサービスなのか?
 少なくとも今展で「楽しみ」が米澤ワールドの基礎にあると思った。「軽い楽しみ」、そこから進む更なる楽しみ、「赤信号、皆で渡れば恐くない」気分を絵画で作りたいのだろう。





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 ずーっと見ているとブラジャーに見えてきた。自分の目がブラに変身した気分。楽しい妄想がいろいろと浮かぶ。例えば、道行く人の裸の行進とか・・・、それではいかんと仮面ライダーに変身することにした。人畜無害の正義仮面になってみよう。イロ眼鏡は変身の小道具なのだろう。




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 やっぱり、「スケベ眼鏡」に見えて仕方がない。きっと、米澤眼鏡がスケベではなく、僕がスケベなのだろう。いや、変身とはスケベ心を満足させることだ。さわやか青年・米澤卓也もそれなりにスケベなのだろう。ただ、僕は単なるスケベで、彼は絵画という絵空事空間をスケベ舞台にしていることだ。





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 最後に・・・。
 手塩は地方であり田舎だ。
 さて、この田舎で米澤ワールドはエネルギーをもらい続けられるのか?楽しんでくれる「他人」がいるのか?田舎は「阿吽の呼吸」の世界だ、刺激少なきことが良いことだ。絵画は「オレがオレが」の世界だ、刺激を拡大再生産する行為でもある。
 結局、青年画家にとって田舎は自分との闘いの場なのだろう。自己妄想を枯らさないことだ。

by sakaidoori | 2015-02-25 18:12 | (カフェ)ト・オン


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