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栄通記

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2014年 07月 29日

2432)②「第59回 新道展」 市民ギャラリー 7月23日(土)~8月3日(日)

 



第59回 新道展 



 会場:札幌市民ギャラリー・全階
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2014年7月23日(土)~8月3日(日)
 休み:無し
 時間:10:00~18:00
    (最終日は、~16:30まで。)
 料金:一般・?00円 高大生・?00円 中学生以下・無料

 主催:新北海道美術協会 

ーーーーーーーーーーーーーー(7.25 7.28)


 2427)①の続き。



 やはり入口の第一室は華でしょう。個別作品の代わりに、幾つか毎に沢山載せます。




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 この部屋から、一般の作品を3作載せて今回の②は終わります。


 今展の最高賞からです。


 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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   ↑:協会賞&新会友・丸藤真智子(札幌市)、「硝子の月」・ミクストメディア S100 。




 「丸藤真智子」、いぜん「マグ・マチコ」というペンネームで発表をされていた。昨年も当展に出品していたような気がするが、手元に図録がないのではっきりとはわからない。

 還ってきたマグ・マチコだが、作風が一変した。ベトッとした画質感や変な図柄に以前の名残を見るが、作品の発散する方向が全く逆向きになった。以前は「アフリカン・ダンス」とでも言いたくなるような大胆な色使いであり、図柄だった。外を闊歩する「マチコ・オーラ」だった。

 今作、精神性とでも言いたくなるような沈にして清なる世界だ。「祈り」的要素があるのだろう。


 丸藤真智子は今回のような路線を進のだろうか?
 個人的には断然以前の作風が好きだ。色や柄で、しかも濃厚な画質感でボロンボロンとステップを踏む世界!強く、「私はここにいる」と主張していた。今回、「私の存在の強さ」ではなく、「誰かに取り囲まれて私はある」だ。天上天下唯我独尊的行き方を反省しているみたいだ。
 確かに、以前の作品にも赤茶けた土色があって、土着指向ではあった。足下を見つめる視点が昇華されたのかもしれない。






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   ↑:新人賞 一般・宮本英貴(初出品 小樽市)、「¿En qué piensas?(何を考えてるんだい?)」・アクリル 148×91.5㎝。



 中央の横ライン、おそらく水平線だろう。その上の連続する円環は何だろう?日の光を象徴的というか具象的に表現しているのだろう?

 この円環と、船を真上から見下ろしての風景の取り合わせに関心がいった。何処かを目指しているのだろう。それも、平々凡々とした普段着で、真夏のある暑い日の出来事。

 筆致というか絵肌も、砂を噛むような感じ。見る人に粘着さで嫌われないような出来映えだが、それでいて粘着的に」振る舞っている。何より完結性が作家の体質のようだ。完璧に枠に収まる構図だが、意外にもはみ出る動きが生まれていている。

 漫画のようなコミカルな世界だが、絵という夢の一時を味わった。






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   ↑:会友推挙 一般・赤石操(札幌市)、「SeedⅠ」・アクリル 183×184㎝。


 あっさりした青さ、ゴムのような線のワッコに目が止まった。線を生き物のように表現したいのだろう。ねじれることもなく、おとなしくリズムをとりながら周りに絡んでいく。




 ③に続く。 

by sakaidoori | 2014-07-29 18:15 | 市民ギャラリー


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