栄通記

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2014年 07月 11日

2406)「『二人展』 八代千里(水墨) 本田滋(アクリル)」 道銀駅前支店 終了/6月28日(土)~7月10日(木)

  

  
 

二人展

八代 千里
水墨
本田滋アクリルガッシュ)   

    


 会場:北海道銀行札幌駅前支店・ATM設置コーナー前
     中央区北4条西3丁目1
     電話(011)241-1241

 会期:2014年6月28日(土)~7月10日(木) 
 休み:
 時間:ATM利用時間

ーーーーーーーーーーーーーーー(7.10)


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 昨日は雨にも負けずにチャリンコだ。なぜチャリンコかというと、ひとえに運動のためです。数少ない運動なのです。僕の勢いが勝って、問題なく帰ることができた。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 さて、道銀札幌支店キャッシュコーナーのミニ・ギャラリー。「元気の良い人・本田滋」の水彩を見に行った。ペンも使ったスケッチ風かと思いきや、油彩顔負けのゴッテリ感だ。数は少ないが、氏の発表歴の中では異色でしょう。水彩もいろいろなんだと認識を新たにした。



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   ↑:本田滋、「石狩の河口に向かって」・F8×3枚。




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   ↑:本田滋、「早春の夢」・F10×2枚。




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   ↑:本田滋、「望来より.春の足音聞こえる」・F10×2枚。




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   ↑:本田滋、「夕瞬のシラッツカリ川」・F10×2枚。




 どす黒いパワーだ。

 最後の作品などは、初めは「風景画」に見えないかもしれない。墨がドボーンとこぼれていて、作家はそこに風景を見た!その墨跡をそのままにして画家が風景を重ねた。そんな印象だ。具象派は汚くて下手な絵と即断しそうだ。雅品を求める人は一顧だにしないかもしれない。爽やか水彩を楽しむ人は遺棄するだろう。

 もしかしたらこれが本田滋の雅品かもしれない。彼には事物はこういう存在なのだろう。眺める対象ではなく、常に中に入って関係を結ぶ。遊ぶ場合もあれば闘う時もある。今回は自然に向かって、「あんたは偉大だ。でも、負けないぞ~」と孤軍奮闘している。   






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   ↑:八代千里、「ぶどう」・10F 。





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   ↑:八代千里。左側から、「仲良し」、「秋果」・6号。



 まるくまるく楚々とした筆法です。極端なにじみとか、飛沫とか、勢いとかには興味が無く、自分を発揮するよりも対象(生き物)を優しく可愛く包み込む画家のようです。

 本田滋の情念過剰型とは正反対だ。もしかしたら、本田滋は、八代千里の画風に触発されたのだ。二人を際立たせるために今回のような画風にチャレンジだ。日本画的なイメージを残しつつ、重厚感で迫ったのでは。

by sakaidoori | 2014-07-11 09:57 | 道銀・らいらっく | Trackback | Comments(0)
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