栄通記

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2014年 07月 01日

2391)②「七月展(北海道教育大学岩見沢校・美術コース学生自主作品展)」市民g. 終了/6月25日(水)~29日(日)

   

  

七月展 

北海道教育大学岩見沢校 
美術文化専攻の学生による自主作品展
 



 会場:札幌市民ギャラリー・1階全室
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2014年6月25日(水)~6月29日(日)
 休み:
 時間:10:00~18:00
    (最終日は、~17:00まで。)

 【参加学生】
  とても沢山。私は

ーーーーーーーーーーーーーー(6.27)

 2385)①の続き。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)



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 ①では第一室を掲載しました。もう少し載せたいのですが先に行きます。
 会場風景を何とはなしに載せていきます。




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 いよいよ最後です。上掲の写真、奥の方に暗い部屋が二つあって、手前が映像研究室。



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 次がいよいよ最後の部屋だ。

 この部屋は面白かった。映像などでいろいろと試みている。

 ということで、今回はここをメインに記します。




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   ↑:4年・花田麻里(版画研究室)、「LAUDRY」・ミクストメディア。



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   ↑:(以上、上掲の部分図。)



 これは面白い。何が面白いかというと、映像が壁に流れるわけだが、手前の白い遮断物にさえぎられて全く自然な流れになっていない。しかし、舞台装置は普通の白い洗濯物で、映像自体も普通に鮮明で、何も不思議ではない。何もかもが普通なのだが、いたって不自然極まりない。
 タイトルは「LAUDRY」で洗濯物だ。僕はタイトルを全く見なかった。(作品に驚いたのと、老眼だから見れない。)下がり物は綺麗なふんどし風に見えて、本当は女性の白い下着を置くとなまめかしくて妄想が働くのだろうが、それではいけないのだ。洗濯物に何ら価値を置いてはいない。妄想ではなくて明快な虚構を主張しているのだから。下がり物に意識がいってはいけない。異様な白さが大事なのだ。大きくて映像が映り、しかも壁に写る映像を邪魔する。もっとも、壁と洗濯物、どっちが本当のスクリーンなのかは不明だ。下方から映像を流したり、壁のコーナーを使い、下着の半透明を利用したりと小憎たらしい知性と感性と工夫だ。

 結果、途切れ途切れの映像が壁と白い洗濯物に二重写しになる。見る焦点が定まらない。定まらないがボケてはいないし綺麗な舞台衣装だから朦朧とはしない。しないが、全ては意味不明だ。「これは何だ!」と意識が反芻する。

 おそらくここは記憶の回路なのだろう。「さりげない思いで」ではなくて、「アナタにとって大事な記憶があるでしょう。隠さないでしっかり見つめて」という掘り起こしをしているのだろう。


 それにしても異様な清潔感だ。洗濯物が好きな学生かもしれない。陽にあたった乾いた洗濯物、暖かくってなぜだか幸せな気分になる。だが、ここは暗い。病院で亡くなった方の後始末みたいだ。

 映像を見ているのか、白を見ているのか、物を見ているのか・・・。








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   ↑:院1・鎌上純(情報デザイン研究室)、「箱男」・プロジェクター、 Kinect、 Processing、 Man in the box,and you。




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 「箱男」。この長方形の箱の中に人がいて、その人が窓(スクリーン)を通して見る人に何かを訴えている。そんな映像だ。いわゆる、「出口無し」の状況的人間・社会表現か?

 そういう見たまんまの視点と同時に、「見る―見られる」を反転させてもいる。見る側のこの暗室という空間がある種の「箱」状況で、誰かを窓の外で眺めている。「箱的状況(危機的状況)」は、あちら側かこちら側か?


2391)②「七月展(北海道教育大学岩見沢校・美術コース学生自主作品展)」市民g. 終了/6月25日(水)~29日(日)_f0126829_113368.jpg  それにしても気になるのは左に見える穴と赤光りだ。赤光りは箱の中の映像機械からの発信だろう。穴を開ける物理的理由はないと思う。作品のために必要なのだろう。ヘソの緒のような外界との出入り口?存在証明としてのシグナル?作品への色づけ?













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   ↑:4年・西條琴未(情報デザイン研究室)、「始終」。




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 シルエットを小さくして、「心臓を突き刺しちゃおう」と、青年諸君を標本にしてしまった。

 なかなかのシルエットの数だ。相当なものだが、こうして見ると「油彩 100号」程度の感覚か。素晴らしい美術行為だが、他人をうならせるにはまだまだ足りないようだ。800個!嘘800位は欲しい。しかしアッパレだ。

 もっとも、その800個という数字が作家の表現したいことに重なるならばいいのだが?
 ところで、今作の意図はイマイチわからない。「人間に拘っているんだ」、「人間確認」とかは理解できるが、その先は暗中模索のようだ。目的ありき、よりも、まずは無我夢中に冷静に「人」に取り組む、ということだろう。

 ここから何が生まれるか?期待しよう。いろいろと大きく粘着的にやってもらいたい。





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   ↑:(?)。(記録ミス。誰か教えて。)



 他の作品がエネルギー外向きなのだが、この作品は求心的だ地味だった。しかも、一個一個を見つめて時間を止めたい感覚。他と同列の展示は、部屋のリズムには良いが、この作品にとっては損をした感じだ。
 





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   ↑:(4年生4人の合作。)青坂さつき(情報デザイン研究室) 佐藤麻里奈(同) 山角咲季(映像) 門馬暢子(デザイン)、「charm」・写真。



 素晴らしい。もっと大きめにして、もう少し増やして、小部屋であっても独立した空間でみたいものだ。

 4人の合作だが、演技者、撮影者、飾り付けなどの役割分担だろう。

 「作る写真」、僕の好きなジャンルだ。性であろうと、遊びであろうと、心象世界よ飛んでいけ!!

 「charm」だ。女の子の魅力、魔法の魔法の女の子だ。賑々しい空間、花華で性の遊び。ちょっと危険に手を繋ぎ、肩をすぼめて手招き、夢は夜・・・。なかなかの振り付けに演技力だ。






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   ↑:3年・八谷説大(空間造形研究室)、「自由にお持ち下さい」・ペーパクラフト コピー用紙。



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 ある人の説明---

 「八谷説大君は大日本クラフト大協会岩見沢本部長であります。
 最近、3Dによる違法拳銃制作事件が世の中を楽しませています。こんなことでは大日本の将来は危ういと悟ったのです。そこで健全健康、明朗快活なクラフトによる拳銃大普及活動の旗揚げをしたのです。作って楽しい、見ても可愛い、触ってウキウキの人畜無害クラフト拳銃です。一人でも多くの賛同者確保のために、この神聖な七月展に微笑ましく参加したのです」

 以上、文章はふざけ気味ですが、八谷説大の心根はこのユーモアと反逆精神に尽きるであろう。彼は僕と違って優しいから、いたって平穏無事な文章と態度で淡々としている。



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 ③に続くかな

by sakaidoori | 2014-07-01 15:00 | 市民ギャラリー


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