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栄通記

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2014年 03月 20日

2376)①「第13回 サッポロ未来展」 時計台 3月17日(月)~3月22日(土)

   



第13回 サッポロ未来展        




◎ 会場:札幌時計台ギャラリー  
     中央区北1条西3丁目・札幌時計台文化会館
      (東西に走る仲通りの北側のビル)
     電話(011)241ー1831

 会期:2014年3月17日(月)~3月22日(土)
 時間:10:00~18:00 
     (最終日は、~16:00まで)


◎ 会場:青森県立美術館 コミュニティーギャラリーA・B・C  
     青森県

 会期:2014年3月29日(月)~4月6日(土)
 時間:10:00~17:00 
     (最終日は、~15:30まで)




 【参加作家】& 【各種イベント】
 (パンフを拡大して確認して下さい。)

 
ーーーーーーーーーーーーー(3.19)




多人数参加で、しかも全館びっしりの展覧会です。とても詳細には報告できません。最後は尻切れトンボになると思いますが、深く考えずにだらだらと綴っていきます。



 まずは、当然ながら2階A室の風景から始めます。


 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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 当館で一番広い空間だが、あえてモザイク的小品群だとか、立体作品の制作過程写真群の展示だ。贅沢というかもったいないというか、一捻りした空間だ。


 

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   ↑:佐藤舞。1985年青森市生まれ、武蔵野美大在籍。




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   ↑:佐藤舞、「再生」・2012年 FRP 45×45×50㎝。




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   ↑:佐藤舞、「祈り」・FRP。



 目を閉じて、上向きの姿勢が好きな作家だ。佐藤舞の「祈り」はそういう姿勢なのだろう。前向きな何かを求める「祈り」だ。









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   ↑:佐藤広野、「The White Sights arise twice」・2013年9月~2014年3月 紙 アクリル絵具 20×93㎝が10組。(1982年青森市生まれ、同市在住。)



 自由連想、心象風景・・・イメージの連続をあえて2段組にし、しかも10組というそれなりの量だ。基本は「色」と「風景」と「人」だろう。もちろん、空気だとか風とか何やかやと小さい世界から沸き立たせたい。佐藤広野版「パンドラの箱」だ。
 興味が湧いてくる作品群です。佐藤広野の湧出を、以下楽しんで下さい。




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   ↑:左側、宮地明人、「そこに在るということ」・2013年 木製パネル 綿布 アクリル絵具 162×130.5㎝。
   ↑:右側、佐藤仁敬、「ツミキのミライ」・2013年 パネル 油彩 194×162㎝。



 期せずしてというか、宮地明人と佐藤仁敬の2人展になっていた。

 宮地明人は妊婦や赤ちゃんが画題になってはいるが、見た目は決して明るくない。「静謐」と「沈鬱」と「女」を通して存在を追求している。なぜだかだんだんとかつての佐藤仁敬調に親和している。


 佐藤仁敬は凄く暗いタイトルで、やはり「現代人の在りよう」を追求していた。気分は同じなのだろうが、最近は軽やかになった。かつての宮地明人の明るさを思い出した。







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   ↑:谷地元麗子、「虚無」・2013年 綿布 銀箔 岩絵具 162×162㎝。



 「猫と裸婦の谷地元麗子」だ。
 裸婦の造形に苦心している作家だ。そこが満足すべくできないと先には進めない感じだ。それに表情も苦労の産物だ。

 いつも妖艶さを期待している。今作、意外にも清楚だ。猫の表情は愛くるしい。静謐、清楚か・・・それに猫の親しさ。性欲、官能、欲望とは真逆だ。期待の方向を修正しないといけない。





 以下、B室他を簡単に載せます。もう1、2回は報告したいと思っています。





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   ↑:(以上、2階B室。)








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   ↑:(以上、2階C室。)




 ②に続く

by sakaidoori | 2014-03-20 11:03 | 時計台


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