栄通記

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2014年 02月 26日

2355)②「道展U21 2014 第7回」 市民ギャラリー 終了2月14日(金)~2月16日(日)

     
  
   
  
2014 第7回 道展U21    
   




 会場:札幌市民ギャラリー 
     中央区南2東6(北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2014年2月14日(金)~2月16日(日)
 時間:10:00~17:30
      (最終日は、~16:00まで。)
 休み:月曜日(定休日)

 主催:北海道美術協会(道展)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(2.16)

 2352)①の続き。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)



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 ①では第1室の全景を載せました。
 
 今展の優秀作品のそろい踏み的な第2室を載せます。






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   ↑:小樽・石井ガクブチ店賞 岩見沢綠陵高校・伊藤優、「どうかしている」。


 
 見事に細密世界をまとめ上げている。爬虫類の集合イメージによるグロテクスさ、精密機械の完璧さからくる緻密さ、両者がからみあった重厚な生命体だ。

 気色悪さを絵画的緻密さ美しさで包み込んでしまった。「どうかしている」とタイトルにある。でも、あまりに完璧な構造体にしてしまって、「どうかしている」面が昇華された感じだ。「どうかしている」ところをもっと出すべきかどうか?悩ましきタイトルである。







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   ↑:準大賞 北星学園大学・渡部まりえ、「星降る街」。



 綺麗で可愛い絵だ。マシュマロの中にいるみたい。通路の石模様も星の降った跡にみえる。上も下も星で一杯だ。






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   ↑:札幌市教育長賞 石狩翔陽高校・加賀谷 祥、「昔侵茸」。



 細密画をどうしても選んでしまう。好み中心のブログだから仕方がない。

 キノコの世界を内部から見上げる構造だ。上部はやや覆うように描いてはいるが、目線の高さは水平線をきっちり描いていて、意外におとなしい。その分、キノコ気分がイマイチになった。キノコに見守られて画家が存在しているみたい。もっともっとキノコそのものの雰囲気があれば、線にキノコ気分が充満していたらと思った。キノコワールドそのものよりも、端正に描き上げることに重きが移ったようだ。





 以下、適当に会場風景と個別作品を載せます。




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   ↑:釧路江南高校・福田百桂、「大地を司る精霊」。



 コラージュだ。バリバリと所狭しと色々ワールドだ。何かを作るというよりも、色々の中から別な色々が出てきて、そいつらがバリバリもこもこ騒いでくれたら!みんなが踊り廻って、何かが産まれたら。
 ジャングル的ムードでの、元気一杯黄昏カーニバルだ。闇夜になればもっともっと色々ワールドかも!




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   ↑:奨励賞 札幌国際情報高校・河合紗英子、「摘むぐ秋」。



 何と言ってもブドウ一粒一粒のボリューム感がいい。ブドウ全体のボリューム感も良い。大らかなのが良い。

 僕はこの作品を既に見ている。新春の「国際情報高校学外展」で。右側の枝振りがぎこちなかった。もっとも、そのとってつけたようなぎこち無さが味にもなっていたが。『どんな風にまとめるのかな?そうか、こんな風にきたか・・・フムフム』だった。

 ぎこちなさは解消されていない。技量不足と言うより、枝振りへの愛が強すぎるのだろう。それは良いことだ。上手く描くばかりが絵ではない。こだわりを残すことも大事だろう。





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   ↑:札幌英藍高校・岩崎野乃香、「すすむ」。



 四等親少女の凛々しくもアンバランスな姿勢が楽しい。いや、「すすむ」姿がいじらしい。気持ちは真っ直ぐ、足と体は前進を拒んでいるようだ。ピンクの鞄、真新しいおべべ、靴も新調だ、全ては少女と共に新保育園。






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   ↑:優秀賞 札幌拓北高校・山内里紗、「浜辺のわたし」。



 力強い絵だ。ムンムン気分が充満している。

 「・・・わたし」とタイトルにある。描き手の幼い写真を見ながらの作品か?いずれにせよ写真を見ながらの作品だろう。それはそれで構わないのだろう。ただ、すでに充分に上手い。写真の補完性を暫時減らして、対象との肉感や距離感、空気感などをもっともっと大事にしたらいいのだろう。
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by sakaidoori | 2014-02-26 16:11 | 市民ギャラリー


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