栄通記

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2014年 02月 22日

2353)「高臣大介ガラス展 ~ひびきあう。~」テンポラリー 2月18日(火)~2月23日(日)

  
高臣大介ガラス展 

   ひびきあう
          



 会場:テンポラリー スペース
      北区北16条西5丁目1-8
       (北大斜め通りの東側。
       隣はテーラー岩澤。)
      電話(011)737-5503

 会期:2014年2月18日(火)~2月23日(日)
 休み:月曜日(定休日)
 時間:11:00~19:00 

ーーーーーーーーーーーーーー(2.6)


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 犬が喜びそうな骨がぶら下がっている・・・そんなことはない。れっきとしたガラスだ。昨年も当館に展示したものたちだ。『昨年と同じじゃん』、本数はわずかに増えたが確かに同じだ。だが、目的が違っていた。

 今回は『楽器』だ。当然「見るもの」として作品に構えていたら、ガラス作家・高臣大介は無造作に大胆にガラス棒に触れた。いきなりうるさいぐらいに音が鳴り始めた。まるで教会だ。

  ガラガラ、からから、キラキラ、くるくる・・・


 どんな擬音語で書けばいいのだろう、普通に鈴なりの音と言ってしまえばいいのだろう。
 スズナリ・・・、確かに教会堂の中で神への祝福だ。だが、当館の狭い部屋だけでは実にもったいない。雪景色の草原で思いっきり彼女らガラス嬢を触れ合わせて、思いっきり辺り一面を「ひびきあう」世界にしたらいい。荘厳?至福?・・・冷たい空気に触れ合って、音色を越えて体音になるだろ。



 好感・高臣大介は、その風貌に反して貴公子的な詩人として今回は登場した。


  君は静かに流れていく
     君は静かに響いていく

       僕は静かに流れていく
         僕は静かに響いていく

           音は静かに流れていく
             音は静かに響いていく


 DMに添えられたポエムだ。
 だが、僕にはガラス棒の音色を「静かに」とか、「流れて」としては聴けなかった。目の前にマフラーをして寒さで頬をピンクに染めている少女に、高臣大介は熱く激しく綺麗な音色で恋を語っている。
 ロマンチックな男が選んだガラス・・・純真無垢な美を求めているのだろう。ガラスよりもガラス音のほうが素直に彼の心を伝えているようだ。


 彼の小品・商品は比較的小振りが多い。手のひらの宝物というか、ぽっかりと可愛く包み包まれる感覚が好きなのだろう。その小振りさへの親和性が大振りのインスタレーションを小さくさせる時がある。小さき者への愛が、大きな造形空間として華咲かせる・・・今展の「詩と音」もそれへのチャレンジの一コマだろう。





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by sakaidoori | 2014-02-22 23:15 | テンポラリー | Trackback | Comments(0)
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