栄通記

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2014年 02月 21日

2352)①「道展U21 2014 第7回」 市民ギャラリー 2月14日(金)~2月16日(日)

  
  
   
  
2014 第7回 道展U21    
   




 会場:札幌市民ギャラリー 
     中央区南2東6(北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2014年2月14日(金)~2月16日(日)
 時間:10:00~17:30
      (最終日は、~16:00まで。)
 休み:月曜日(定休日)

 主催:北海道美術協会(道展)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(2.16)


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 いつものように玄関ホールにも作品はある。相済まないがそこは後回しにして、一気に第1展示室に入ります。



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   ↑:札幌拓北高校・谷田部香代、「ホワイトやたべ」。


 「谷田部・やたべ」繋がりのタイトル。自画像?かどうかは知らないが、ユーモラスに挑発的に「やたべ」顔からのアンダー21展の始まりだ。



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 鑑賞時間は短かった。バチバチと撮った。何はともあれ会場風景を適当に、そして時間の関係でお気に入り作品のみを瞬時に判断して撮り続けた。余り考えないで撮った。が、思いの外沢山撮った。


 
 いつものように絵画の「優秀受賞作」は第2展示室だ。これは道展の展示手法だ。だから、この第1展示室には、大量展示の割には絵画「最優秀作品」は少ない。線描画風もない。では、目立つ入口作品の選考基準は何だろう?ということで、全作品を入口から左回りで掲載します。





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 展示作品数は目録によると、平面が753点、立体が48点、合計801点。搬入総数は859点だから、約7%が非展示(非入選)ということになる。

 それにしてもたいした賑やかさだ。お祭り展だ。会期が3日だ、短期決戦なのもお祭りだからか。みんなみんな忙しいから仕方がない。




 以上の写真には誰一人写っていない。お願いして時間前に鑑賞したからです。

 ようやく人が集まってきた。





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 何とも素敵な超ロング・ヘアスタイルだ。早速彼女の作品を見に行った。




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   ↑:市立函館高校・中野志那、「己」。



 完璧な自画像だ。ちょっと恐いくらいだ。下から目線のヤブ睨み・自画像、「自分を描くのだ」という強い意気込みが伝わってくる。

 余りに真剣に自分を描いた。そういう絵画姿勢が今作のセールス・ポイントだ。
 同時に、「自分のみを描いた」ことが絵画としてはウイーク・ポイントだ。

 四角四面という絵画空間の中で「己」を見ることを忘れてしまった。この強く自己を見る姿勢で、背景という関係を生かしたら良かったのに。顔から最も遠い手前の小物(ノート類)には全く関心がないようだ。おそらく「時間が無かった」から描き込み不足になったのだろう。でも、顔や体を描ききったことで一安心したようだ。
 それに、「己」の分身のような髪型にも無関心だ。不思議というかもったいない。顔以上に髪に取り組めば良かったのに。髪・・生命力そのものであり、制御できない欲望の姿でもある。

 でも、顔中心の自己は絵画だけではないのだろう。多情多感な高校生活、自分を見失いたくないと一所懸命なのだろう。そういう意味でも「己」なのだろう。絵画に取り組むことによって、「他者」を知るきっかけになるのだろう。




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 中野志那は函館から仲間と一緒に札幌にきた。僕と彼女の会話を聞いていた仲間の女学生から意見を求められた。きっと、道展関係者の絵描きか学校の先生と勘違いしたみたいだ。「それは違う」と断って、またまた感想戦になった。



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   ↑:奨励賞 市立函館高校・大澤瑠莞、「映エテル・・・」。



 四角四面を手抜かり無く描き込んでいる。その青黒い世界は強く、描き手の技量や集中力を思う。そこが評価されての奨励賞だろう。おめでとう。

 問題は、このトリッキーなポーズであり構図だ。こういう不自然体に取り組み時には明快な目的意識なり、好きで好きでたまらないという内的動機が不可欠だ。知性の強さに反して画性が弱い気がする。ただ「上手いね」「面白いね」と言われるだけで終わりかねない。

 他人が何と言おうと、「面白おかしい絵が好き、シュールな世界がたまらない、ありのままに美しく描きたい」というものが大事だと思う。もちろん、研究やリ・フレッシュのためにいろんな絵に取り組むべきだ。でも、公募展出品となると、何が何でも「こういう世界を描きたい」という欲が第一ではなかろうか。

 青年時代の絵画とは自分発見の旅だと僕は思っている。こういう形なるということは無意識な何かが出たのかもしれない。さて、それは何か?






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   ↑:平岸高校・会田菜南美、「お菓子な森」。



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 好きなドンが床に綺麗に並んでいる。手を出して、口にパクリ・・・したかった。
 
 

 

by sakaidoori | 2014-02-21 16:26 | 市民ギャラリー | Trackback | Comments(0)
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