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栄通記

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2014年 02月 10日

2243) 「千田浩徳 個展」 創 2月5日(水)~2月10日(月)

  



千田浩徳個展   
 
 


 会場:ギャラリー創(ソウ)
       中央区南9条西6丁目1-36
        U-STAGE・1F
       (地下鉄中島公園駅から西に徒歩5分。
        南9条通り沿いの南側。)
     ※駐車場は2台分完備
    電話(011)562ー7762

 会期:2014年2月5日(水)~2月10日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで) 

ーーーーーーーーーーー(2.9)


 (以下、敬称は省略させていただきます。)


   1991年 北海道江別市出身
   2014年 今春、道都大学卒業(予定)。シルクスクリーンを学ぶ。



 全体タイトルも個別タイトルも一切無し。
 「これを見よ!」だ。いや、実際の本人のムードで言えば、「僕の世界を見て下さい。僕の気分を感じて下さい」だろう。ハンサムで爽やかそのものの青年だ。




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 上掲の会場風景、その中の個別作品はそんなに悪くない写り具合です。ですが、以下の個別作品掲載では随分と色味が違うかもしれません。特にピンクが悪い。作家には、その辺のことは断りを得ていますが、何とも申し訳ありません。色味そのものよりも、こんな感じで色を出したいんだ、という作家の感覚を気遣って下さい。




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   ↑:(小品群。)



 このコーナーの色は比較的良い方でしょう。以下のピンク系は、この色味だと感じて下さい。




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 上掲写真の左から2番目は、下の写真の色味に近いのでは。



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   ↑:(DM作品。こちらの方が原画に近いかも?)




 大作はシルクスクリーンの3刷りとのことだ。やはり淡さを表現したいのでしょう。取り巻く廻りの空気感なり、心象気分でしょう。
 淡さは感じるのだが、薄さも感じる。変な言い方だが、深みや拡がりのある薄さ淡さがもっとでればと感じた。その辺はシルクスクリーンの重ね刷りの技術に負うところが大きいとは思うが、最終的には色なり、絵画という距離層の追求、探求に帰着するのだろう。


 間違いなく重くなってはいけない。だから、版を沢山重ねたくない。重ねれば重ねるほど暗くなるから。でも、重ねないと深みのある淡泊さがでてこない。
 「深み」と「淡さ」は矛盾するか?言葉としては相反する面が強いが、芸術とは天の邪鬼のようなものだ。物事を反転したり、裏から見たりとどんでん返しで悪戦苦闘するものだ。非視覚的感性を視覚に置き換えるのだから、無理なのだ。無理を承知で、その無理がたまらなく好きな人たちが美術、芸術を目指すのだろう。見た目とは違った、どこか歯車がかみ合わない感性の持ち主かもしれない。
 さて、醤油顔のハンサム青年・千田浩徳、どんな苦しい顔をして新たな深みにチャレンジするのだろう?
 





     -------


 以下、ギャラリー近くの中島公園入口付近の様子。




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by sakaidoori | 2014-02-10 14:18 | 創(そう)


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