2316)①「岸本裕躬展」 時計台 11月125日（月）～11月30日（土）

　　　　　　　　



岸本裕躬展　　



　会場：札幌時計台ギャラリー 3階DEF室　　
　　　　　中央区北１条西３丁目・札幌時計台文化会館
　　　　　（東西に走る仲通りの北側のビル）
　　　　　電話（０１１）２４１ー１８３１

　会期：2013年11月125日（月）～11月30日（土）
　時間：１０：００～１８：００　
　　　　　（最終日は、～１７：００まで）

ーーーーーーーーーーーーー（11.25）


　遺作展です。

　生前、2009年12月6日から一週間の期間で、大回顧展を市民ギャラリーで開催されました。その足跡と意欲が嬉しくてかなり詳しく本編で掲載しました（⇒こちら）。快く写真掲載を許可された故人にあらためてお礼を申し上げます。

　一昨年だったか、その訃報を新聞で知りました。
　人間への関心、そして社会へ、・・・晩年は直接的に人間や社会描写は避けた感じですが、代わりにスケールを拡大して粘着的で空想的な自然界へとダイナミックに表現世界を膨らましていました。その先をまだまだ見たかった。

　本展はデッサン中心です。絵画もそれなりにありますが、バリバリの代表作の大公開とはニュアンスが違っています。やはり一つの切り口でしょう。長き格闘の痕跡を残した作家です。いろんな面をお持ちだったことでしょう。その一端を楽しむ事ができると思います。


　ご子息が本展の主催者でしょう。案内DMには、「・・・高校、専門、大学生の皆さんにも是非みていただきたく案内申し上げます」と添え文を記しています。
　入口では軽い弦楽器の響きが聴けるかもしれません、ウクレレだったか・・・屈託なくご子息が迎えてくれるでしょう。



　以下、会場風景と作品を掲載します。

　細長い広い部屋から載せます。デッサン中心で、リズムをとるように絵画が配置されています。部屋の奥の方はイスも用意されていてお客さんも一杯。その辺りの雰囲気はお伝えできません。






















































































　思いの外写真掲載をし過ぎました。ということで、隣室は②に続きます。