栄通記

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2013年 11月 05日

2292)「尾形香三夫 陶芸展」 さいとう 終了/10月29日(火)~11月3日(日)

  



尾形香三夫陶芸展     
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2013年10月29日(火)~11月3日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(11.3)


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   ↑:練上壺“眩暈”(めまい・ゲンウン)。



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 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 「眩暈」、「めまい」の意だ。

 最近は影を潜めたが、7、8年前の彼の作品展では、焦点が合わないで、本当に目眩がする作品が多くあった。毎日ゆったりと見るという作品ではない。なのに、作家はたじろいでみる鑑賞者の眼差しを楽しんでいた。「遊び」とも言えるし、何かへの「挑戦、挑発」とも感じた。工芸家が用品や飾り物に、現代美術家のような「挑発的態度」で望むだろうか?売りを目的にしないオブジェとか、何かのコンセプトのための個展なら別だが。

 最近はめっきりと「目くらまし作品」に会う機会が少なくなった。確かに「眩暈」はあるのだが、一つの意匠として楽しめる範囲であった。

 今展、上掲の「眩暈」壺にハッと気づかされた。確かに、これ見よがしの「めまい」ではない。美人を見てのめまいでもない。レベルアップした「めまい」だ。見ることによって成り立つ「めまい」だ。そういう意味では、以前の「めまい」は生理を刺激しすぎて、日常性から浮いていた。見られる存在、見ることのできる存在でなければならない。その一つの結節点がこの作品だろう。

 うねっている。蠢いている。鎮座を否定して、電磁波を発せざるを得ない存在。何かに挑戦している。それでいて完結した姿、自画像だ。何に挑んでいるのか?わからない。陶芸界に?日本に?社会に?自己に?新たな陶芸術の模索と言えば一番良い響きだが、その辺は僕の見識外のことだ。

 以上は僕の問題意識です。僕の言葉には関係なく、以下の作品を楽しんで下さい。ただ、職人の「巧み」は単なる美の追究ではないと今展で気づいたのです。事態は逆で、「美」や「巧み」は付きものなのだが、美+αが大事なのだと。特に宗教性から無縁になった日本人には、それぞれの作家の「α」を見ないといけないのでは。代わる言葉として「祈り」が浮かぶ。ただ、あまり祈りすぎると何が祈りだか分からなくなる。むしろ「遊び」をとりたい。だが、尾形香三夫は充分生理的めまいで「遊んだ」。今はゆるりではあっても先に進まねばならないのだろう。



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   ↑:練上水差“眩暈”。



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   ↑:(上掲作品の部分図。)



 


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   ↑:練上輪花皿。




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   ↑:練上輪花皿。



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   ↑:練上輪花皿。




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   ↑:練上花生。



 首がキュッ、極端に細い。



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   ↑:練上縞花生。





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   ↑:練上皿“眩暈”。



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   ↑:(上掲作品の部分図。)





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   ↑:(?)。



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by sakaidoori | 2013-11-05 22:20 | さいとう


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