漆山豊展
会場:新さっぽろギャラリー
厚別区厚別中央2条5丁目6-3
デュオ2・5階
(デュオは地下鉄新札幌駅周辺にあるショッピング・ビル。
地下鉄&JR新札幌駅と直結)
電話・花田(090)9439-7921
会期:2013年9月25日(水)~9月30日(月)
休み:
時間:10:00~19:00
※ オープニング追悼コンサート ⇒ 初日 18:30~ 草舞弦
ーーーーーーーーーーーーーー(9.29)
2233)①の続き。
僕には「最後の晩餐、その後」に見えて仕方がなかった。
真ん中に座る主人公、周りの白装束の男達は、先を進む子供達に戸惑い、主人公に何やら相談したそうな風景だ。
画家は、こんな絵を描く人ではないだろう。サインも異常に大きいと指摘していた。見えざるものが見えたのだろう。想像で描くには具体的だ。何を画家は伝えたいのだろう?
これも不思議な絵だ。日本にない白壁がモチーフにみえる。
画家は「白」に異常なものを発見したのだろうか?
展示は綠の世界へと続きます。植物と綠の晩年と言ってもいいのでしょう。静かに見ていくことにしましょう。
DMに使われた作品。2008年作です。”08.2.10”のサインがあります。
2012年作。”012.7.6”のサインがあります。
綠が続きますが、白も特徴的です。こうして続けて白を見ていると、老境の心理を宿しているのかもしれない。
絶筆です。どこかゆとりのある幻想画です。ゆとりはあどけなさにも通じ、ふんわりとした不思議さにも包まれている。
綠を主体にして、光と黄色、白い建物・・・樹木越しの風景です。理想郷でしょうか?