栄通記

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2013年 09月 16日

2207)「経塚真代 KEIZUKA MASAYO 造形作品展 『ちいさくて見えない星』」エスキス 9月5日(木)~10月1日(火)

    

  
経塚真代 KEIZUKA MASAYO 造形作品展 

  ちいさくて見えない星
 




 会場:カフェ エスキス
     中央区北1条西23丁目1-1
      メゾンドブーケ円山1F
      (南東角地)
     電話(011)615-2334

 期間:2013年9月5日(木)~10月1日(火)
 休み:水曜日(定休日)
     ※ 9/17(火)は臨時休業   
 時間:12:00~24:00
     (日・祝日は、~21:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(9.13)


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 ここは喫茶店。ドア横のショーウイドーに置かれていた作品。

 この作品で今展の半分の目的は達成されているかもしれない。

 半分とは、作品が作家の心象世界であること、作品そのものが発するムード、作品の質や技法、表現様式・・・夢見る世界?見果てぬ夢?喜怒哀楽?センチでロマンな私?そんなことを一瞬に感じる。館内で全体を見た後では、そこに「人間関係・・上手くやっていけない私の心、みんなで乗り越えれば怖くない」という社会性を加味すればいい。それらに感情移入して作品を楽しむ事ができる。

 上の作品で見えない残りの半分は、現在の作家自身の上昇志向だ。壁を乗り越えたい私!だ。
 今展のテーマは、「ちいさくて見えない星」だ。星とは「私」だ。それが見える半分だ。残りは「空に輝く星になりたい。みんなに見せて見られて、いろんな世界を作りたい、作品を通して、皆さんと交わりたい」、そんな心意気をオズオズと小出しにして、結果的には賑やかな個展になっていた。



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 小品をやや高めにしての展示。視線が作品を越えて遙か彼方に、なのだろう。それに、お客さんの迷惑にならないようにという配慮もある。が、台座の雲も邪魔をして下からでは見にくくなった。あまりにも仰ぎ見るなりすぎたようだ。
 「小さくて見えない星」なのだから、見にくくっても仕方がない。無意識な「見えない、見せない私」だ。


 雲に乗った作品を掲載していきます。少し多すぎるかもしれません。実は失敗撮影が多すぎて、その代用も兼ねます。


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 作品には一言メッセージが添えられている。
 意外にも星空を見つめる詩情ではない。少年言葉は歯切れは良いが、どこか言い訳的で教訓調だ。



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 正直、こういう自分自身に投げかける言葉はいらないと思う。美術鑑賞に説明調を避ける、という意味ばかりではない。あまりにも倫理調に陥って、経塚ワールドの持つ膨らみが損なわれ過ぎと思うから。選ばれたワン・フレーズで充分だろう。
 作品力を損なってはいるが、作家は書きたくて、お喋りがしたくてたまらないのだろう。何かが溜まっていて、はき出したいのだろう。本来は作品ですべきなのに。

 ところが、この作家の過剰精神が思わぬ形で発揮された。当館スタッフは展示の量に寂しく思ったのか、あるいは何かを感じたのか、「もっと作品を」という会話になったそうだ。結果、あちこちにいろんなモチーフの作品群が生まれた。
 どこまでが初期の想定外かは定かではないが、他の作品群を載せます。



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 「壁」を作って少年が越えんとしている。(この裏側も是非見てもらいたいのだが、撮影失敗!)
 当然、「経塚真代」の努力する姿だ。



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 何かの賞を頂いた、あるいは入選した作品?(「ニングル賞」?)
 受賞するだけあって、質は高い。ということは、他の作品の質は低いということ?悪いということ?どう判断するかは見る人がすればいい。作家が職人的質を求めて創作していくのか?質の意味を模索しながら進んでいくのか?質を前面に出して、永久に拘る寡作作家になるのか?量という過剰性も視野に入れながら、今を表現するのか?

 少なくとも、この展示は「壁」に拘っている。ならば、当分は吐き出す行為・過剰を経験すべきだろう。



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 一人異様に馬鹿でかい。思わず笑った。大きいことは良いことだ。それに、少年では無くて女の子なのが良い。何でも作れる人だ。何でも作らなくちゃ。



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 この娘っ子、何に喩えよう?
 キノ子?爆弾っ子?お洒落におすまし気取りっ子?







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 そういえば、小さな写真もあった。
 他にもいろんなバージョンを見つけれるでしょう。




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by sakaidoori | 2013-09-16 12:13 | (カフェ)エスキス | Trackback | Comments(5)
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Commented by 根保孝栄・石塚邦男 at 2013-09-17 01:36 x
へえ~こんな喫茶あったんだ・・・。
今度ぶらり寄ってみます。
Commented by sakaidoori at 2013-09-17 19:50
>根保さんへ

 是非立ち寄って下さい。

 今回の記事では店舗内の様子がわかりにくいと思います。右側のカテゴリーの「(カフェ)エスキス」で、他の記事を見て店の様子を想像してみて下さい。

 オーナーとお話をしたいのでしたらカウンターですね。何か瞑想にふけるのでしたらテーブルですね。

 行かれた折に、「栄通記、見たよ」と合い言葉を言えば、オーナー夫婦が笑みの倍返しをしてくれるかもしれませんよ。
Commented by 根保孝栄・石塚邦男 at 2013-09-18 17:31 x
倍返し・・の言葉流行ってますが、仕返しの意味はあまりよくありませんね。でも、笑顔の倍返しならいいです。そうありたいものです。
Commented by ふじさん at 2013-09-19 13:43 x
仕返しって…… なんだか怖いよぉ………
Commented by sakaidoori at 2013-09-19 21:35
> ふじさん さんへ

 違いますよ。愛のお・か・え・し、です。宜しく。


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