栄通記

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2013年 08月 24日

2163) 「鈴木麻衣子ボールペン画展 『クマと森』」 時計台 8月19日(月)~8月24日(土)

   


鈴木麻衣子ボールペン画展

   クマと森   




 会場:時計台ギャラリー 3階D室
      中央区北1条西3丁目 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2013年8月19日(月)~8月24日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)   

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(8.23)



 クマに魅入られちゃったんですね。とにかくクマが好きで、クマを描こう。クマは森に棲んでいるから、森の草木も一緒に描いてあげましょう。描いちゃった!ちょっと可愛いクマかな?みんなに見せたい!見てもらいたい!そんな初々しい展覧会だった。





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 僕個人は、クマも含めて森や草木の線描に興味を持った。普通に自由に落書き帳に、でもびっしり。洗練されてないのが良い。クマの場合は、黒で塗りつぶした感じよりも、線描がはっきりしている方に興味が惹かれた。

 作家に「どの作品がお気に入りですか?」と尋ねてみた。変な質問だ。「黒いクマのある絵がいいんですよ。薄いクマも、描いている時は良いと思ったんだけど、こうして展示してみるとクマが軽くなっちゃって・・・う~ん。やっぱり、クマらしいクマですよ。存在感のあるクマを描きたいですね。・・・森を描きたいんじゃなくて、クマのいる森なんですよ。クマなんですよ!」

 なるほど。僕の線描画一般に求めていることとは少し違うようだ。「クマ」と「森」、「濃さ」と「薄さ」に作家の主張とは全然違うものを見たわけだ。が、作家の思いは思い。僕好みの線が、重なりが一杯あった。作家の好みを交えながら、僕の好みを載せていこう。



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 こんな感じの黒いクマのいる絵が成功例みたいです。




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 僕はクマとか森よりも、上の絵のような落書き帳に敷き詰められたような線の世界に惹かれる。描かれるものは何だっていい。ただ、森とか藪を線描にすると、こんな賑やかな線の世界になるので結果的には好きな画題だ。ボリューム感とか平面性とかは、また別の問題で、がむしゃらの素人的な線、要するに上のような線が好きなんだ。



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 こういう薄い世界も黒とは違う別次元を感じて楽しいものだ。特に左側は、クマか草か?草かクマかという重なった関係が良い。




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   ↑:(今展のDM作品。)



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 今展は小振りの作品ばかりだ。この倍のサイズになればクマの迫力も変わってくるだろう。
 作品の大きさ、それは課題かもしれない。ポスター大だと、クマにしろ植物にしろ、もっとっもっと増やさないといけない。どんな増やし方になるのだろう?構図とかは後追い的に考えて、ドンドンドンドン適当に森なりクマを増やせばいい。そこまで行くのか?行って欲しいが。



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 1984年 札幌生まれ。現在も当地で活動中。



 きっと、個展なり、美術表現を発表したかった人だと思う。「クマ」という描く相手が見つかって、今までの思いとも重なり、今展まで一気に進んだと思う。

 クマを主人公にして、自由でわがまま勝手な鈴木線描画を見る機会が多くなるかもしれない。

by sakaidoori | 2013-08-24 15:33 |    (時計台) | Trackback | Comments(2)
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Commented by ななし。 at 2013-08-25 08:20 x
なんか、いいですね。
Commented by sakaidoori at 2013-08-25 12:11
> ななし さんへ

 そんな感じですね。


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