栄通記

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2013年 08月 10日

2140)「伊賀 信 個展」 茶廊法邑 8月3日(土)~8月11日(日)

   

伊賀 信 個展 
    

        
 会場:茶廊法邑
      東区本町1条1丁目8-27
      電話(011)785-3607

 期間:2013年8月3日(土)~8月11日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~18:00
      (最終日は、~17:00まで)
     
※ エキビジション・パーティー ⇒ 8月9日(金) 18:00~
                 アートとフードのコラボレーション

ーーーーーーーーーーーーーーーー(10.29)


 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 頑張る男に出会えた。何て素晴らしい時間であったか。

 広い会場ではあるが、今後を見据えた壮大な試み展でもある。その秘めた闘志、いや涙の出るような男の積み木遊びを見て下さい。まだ会期中です。足を運んでやって下さい。


 正面からの写真から。


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 上は会場の反対側からの写真です。

 一つ一つは石けんを半分にしたくらいの大きさと思って下さい。それを律儀に軍隊行進曲に合わせるように並べる。直進歩行では色気がないからジグザグ模様で並び立つ。立つと言ってしまった。一個一個は全て横だ。これまた、一つ一つを横にして並べるのでは芸が無いから直角に積んでいく。安定を好む伊賀信だ。不用意な高さにはしない。安定極まりないのが一大特徴で、こんなに数はあるが、崩壊だとか異常増殖とは無縁だ。無縁だからこそ何とも不思議不気味な伊賀ワールドだ。

 静かに静かにして積んでいったのだろう。ここで無言劇が数日行われたはずだ。伊賀信のことだ。その場のムードでの積み木遊びではないだろう。頭の中の設計図とにらめっこしながら、自分の想定内の仕事をこなしていく。「汗なんかかかなかったよ」と、事も無げに言いかねない。
 いやいや、積む作業は最終段階だ。もしかしたら自分の図面に近づく姿にニンマリしていったかもしれない。いや、笑ってはいけない。淡々と、淡々と・・・。
 むしろこれらの材料作りには苦労しただろう。大きさはどれくらい?数は?色は?材料は?予算は?


 何に見えるか。もう、そういうことは見る人任せだ。都会、卒塔婆、廃墟、秘密儀式、迷路・・・何でもいいのだ。見て感じてくれたら。作家の壮大な一人遊びに、何ほどかの共鳴をしてくれたらそれでいいのだ。気分的応援だけでもいいのだ。なぜなら、この空間は始まりの一コマだから。行き着く先は・・・それを作家自身のみぞ知る。計画好きの作家だ。そうそう無手勝流では進まない。しかし、彼自身も未知の領域に踏み越えたいのだ。想定内の領域であっても。


 
 会場には脚立がある。無駄を排除する作家だ。無意味な物があるはずはない。光調整か?とも思わないが・・・「何故あるの?」と、伺うと「高い所から見るのもいいものです」
 優しい人だ。ならば登らねばならない。


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 彼の優しさは脚立だけではない。灯りにも気遣ってくれた。何て優しい男だろう。


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by sakaidoori | 2013-08-10 00:02 | (茶廊)法邑 | Trackback | Comments(4)
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Commented by ななし。 at 2013-08-10 18:41 x
作家さんがどんな人かは存じ上げませんが、ぱっとみ三途の川にあるという、積んでる石か、又は墓標にみえました。
Commented by sakaidoori at 2013-08-10 22:48
> ななし さんへ

 「墓標」にも見えますね。暗くすると特にそうです。それに、この夏の時期というのは、日本人にとってはお墓は欠かせない風物詩ですし。
 
 コメント、ありがとうございました。。
Commented by 伊賀信 at 2013-08-12 21:13 x
栄通記さん、励みになるブログをありがとうございます!
Commented by sakaidoori at 2013-08-13 00:27
> 伊賀信 さんへ

 暑さが続く中、すっきり気持ちよく展覧会を見ることができました。ますます発展しそうな感じもして、そう思うといっそう爽快でした。

 そしてコメントまで頂けるとは!こちらこそありがとうございます。

 今展のような大規模な発表は、本当に大変でしょう。そうそういつもは見れないでしょう。それでも、次の機会を楽しみにしています。



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