栄通記

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2013年 08月 03日

2126)「山形牧子個展 『s i e s t a』」 ミヤシタ 7月31日(水)~8月18日(日)

 

山形牧子個展  s i e s t a        


 会場:ギャラリー ミヤシタ
      中央区南5条西20丁目1-38 
      (南北の中小路の、東側にある民家)  
      電話(011)562-6977

 会期:2013年7月31日(水)~8月18日(日)
 休み:月曜日(休廊日)
 時間:12:00~19:00 
     (最終日は ~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(8.1)


 「s i e s t a」、「昼寝」と辞書にあります。明るくさわやかな昼寝だった。
 
 以下、全作品を会場時計回りで載せます。


 (以下、敬称は省略させていただきます。)



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   ↑:①


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   ↑:②


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 「麦畑の昼寝」というよりも、光一杯のサクランボ園でヒバリがさえずっている。きちっと行儀良く並んでこちらにウインクしている。

 それもそのはずだ。山形牧子はこの春に大谷大学の院を修了したばかりだ。青春まっただ中だ。これほど素直な抽象絵画も珍しい。きっと、描くことの楽しさを発見したのだろう。もしかしたら悩み無く今日まできたのかもしれない。
 「それは私だって悩みますよ。人間ですから、女ですから。でも絵を描くって楽しい!!」


 小品が多いのがちょっぴり寂しい。柱のある空間に気遣いしすぎた。上掲の①、②あたりは、大きな作品で統一して、山形・オレンジ、山形・カラーでもっともっと攻めたら。最後にちょっとだけ小品で一休み、それで充分だと思う。まだまだエネルギーを出したそうな雰囲気があるから。

 大きさには少し不満だが、「正直なパチパチした若さが」直接に伝わる。そこが魅力的だ。

「抽象って楽しいな!形に拘らなくていいし、気の向くまま心の趣くままだ。筆も進む、色も次から次に出てきそうだ。今回はオレンジだけど、一杯私には色があるのよ!自由にやれる!さー、これでいこう」
 そんな宣言が響いている。絵を描く喜びを素直に出している。愛すべき画家である。学業終えての昼寝どころではない。寝ても覚めても絵のことを考えているのだろう。初個展、卒業記念展、初々しい姿だった。


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 今展一の大きさ。赤い流れがこぢんまりしている。大きな支持体に対して、細かい視線を向けている。それが、結果的には作品をコンパクトにしたみたいだ。
 それにしても薄い青を入れて、どこまでも爽やかな青春画にしている。



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 左側の作品、オッパイのある胸部に見えて仕方がなかった。だから、トルソにもなってしまう。
 そして中央の作品は、乳房を軽くはぎ取った胸の中だ。右側は、その心だ。



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 以下、部分図を載せます。編集ミスで、どの作品の部分図かが分からなくなりました。でも山形カラーの理解にはなるでしょう。そこが抽象絵画の良さと思って楽しんで下さい。


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by sakaidoori | 2013-08-03 23:19 | ミヤシタ | Trackback | Comments(0)
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