栄通記

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2013年 08月 01日

2123)「4LDK -マイルーム- (シュールでキュートな乙女7人展)」 たぴお 7月29日(月)~8月3日(土)


 

4LDK 

 マイルーム- 


   シュールでキュートな乙女7人の展覧会
                   

    

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
      電話・林(090)7050-3753

 会期:2013年7月29日(月)~8月3日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:11:00~19:00 

 【参加学生】
 北海道教育大学岩見沢校 芸術課程 美術コース 
 津畑クミ 泉菜月 林満奈美 大澤とま 山本泉 阿部静香 花井みか・・・以上、7名。 
  
ーーーーーーーーーーーー(7.30)


 北海道教育大学岩見沢校 芸術課程 美術コースの有志・女性2年生のグループ展。
 どんな「4LDK」か?早速、全体を見よう。


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 もしかしたら、可愛さ一杯の華やかで、賑やかで、ノーテンキで、ちょっとセクシー、やっぱり青春ってちょっと辛い、そんな「これが乙女よ!」をほんの少し期待した。そんな期待は直ぐに消えた。それでめげる鑑賞家ではない。こじんまりした乙女心を探ることにした。それに、後で知ったのだが、全員2年生だ。お気に入りもあった。何より参加学生で「知人」に会ってしまった。それで、規模に反して、ついつい長い文章にもなった。


 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 で、ドアを開けて会場に入ると誰もいない、と思いきや陰にこっそりと女学生が控えていた。本当に見えにくい位置にいる。作品よりも受付嬢に驚いた。

 その受付嬢こと、泉菜月から始めよう。異様に長く彼女のことを書いてしまった。失礼。


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   ↑:空間造形研究室・いずみ なつき、「うろ覚えno.1」・水彩 マッキ― カラーインク等。


 たまたまだが、学生が隣の作品の照明調整をしていた。実に面白い。当然、この人がいないことを前提にしての壁面構成なのだが、それだと何とも寂しい。絵画作品自体は面白い。水彩も線描も生き生きしている。が、展覧会に占める壁面全体としては、「空間造形学徒」以前の壁になった。というか、空間造形研究室に所属しているが、もっともっと絵を描きたい人だ。絵を描く姿勢と空間造形研究とが中途半端なのだろう。

 で、絵画を壁に展示したら、本人もあまりの寂しさに愕然としたのだろう。それでグリコのおまけのように落書きをちょっと控えめに貼っちゃった。もちろん、後付けだし、「空間造形」まで心配りができない。絵画作品自体もワイルドよりも、全部視野に納める一点集約的な収縮感だ。だから余計にコンパクトになった。

 いずみ なつきはドローイングと七色を生かす世界として空間造形を予感ているのだろう。もっとも、「空間」に対して自分なりのイメージが薄いようだ。それでも、会場には細かいサービスをしていた。小さな自己主張だ。やる気は旺盛と見た。
 絵画をバリバリと膨らませて、達成感を味わったらいい。好きなドローイングで一部屋を埋め尽くしてみたらいい。自分の「空間」が見えてくるだろう。


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   ↑:空間造形研究室・花井みか、「皮膚のそとがわの内側」・写真 インスタレーション。



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 秀作だと思う。
 何を撮っているのか全然分からない。女性の肌を撮っているような、見せてはいけないところをサラリと見せているような、でも、何の秘密性のないものばかりかもしれない。見る方に対して、妙に思わせぶりで、それでいて絶対に媚びない。マイペースを貫いている。写真の部分撮りと、写真構成の自在性を自由に操っている。たいした2年生だ。



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   ↑:空間造形研究室・林満奈美、「満開の記憶」・インスタレーション 不織布 シャツ すだれ。 


 現代王朝風の美少女艶やかさだ。
 小なりとも大いなる実験作だ。
 ただ、綺麗さ、可憐さが引き立ちすぎて、そのすだれ越しの向こう側との交流がもっとうまくいったらと思った。今展は「記憶」だが、記憶という「異界」をもっと強く感じれたら。

  すだれ花散ること知らぬ黄ろき織り 風よ吹き抜け!匂い見つめん




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   ↑:日本画研究室・山本泉、「見ないで」・日本画 岩絵の具 雲肌麻紙。


 2年生ですが、しっかりした日本画です。高校時代から描いていたのかも?
 「見ないで」、と言われれば「見たくなる」。だから他人を「見たくない」のかもしれない。



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   ↑:版画研究室・津畑クミ、。左から、「溢れる」、「少女の夢・F15 アクリル。


 2枚とも既発表で、僕好みだから既に載せています。この二つの作品が同じ学生とは愉快です。
 見知った作品ですから、違う作品も見たかった。バンバン描いてバンバン見せよう。そうすればファンも多くなるとおもう。次作も大いに楽しみに待とう。



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   ↑:情報デザイン研究室・阿部静香、以上「ものかげ」・アニメーション。


 御免、じっくり見れなかった。青が印象的でした。





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   ↑:映像研究室・大澤とま、「森」・木板 アクリルガッシュ。


 映像のための原作作りか?




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 7人全員を乗せることができました。すると--


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 この作品は誰のでしょう?



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by sakaidoori | 2013-08-01 00:35 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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