2013年 07月 24日
"ZO"展 会場:Caballero 中央区南1条西1丁目2番地大沢ビル4F (南北に走る仲小路の東側のビル。) 電話 090-7640-1305 会期:2013年7月4日(木)~7月24日(水) 休み:月曜日(定休日) 時間:12:00~20:00 (最終日は、~17:00まで) ーーーーーーーーーーーーーー(7.22) "ZO"展、何の展覧会だろう。変な話ですが、展覧会を見る前に、会場風景から入ります。初めて登場するギャラリーです。しかも、テレビ塔が見えるという街の真ん中です。気になる場所ではありませんか。 ![]() 会場の住所は南1条西1丁目2番地の大沢ビルです。 上掲の写真はビル前の仲通で、北を向いています。JRタワーが見えるではありませんか。 大沢ビルは写真の右側にあります。その正面の姿は-- ![]() ちゃんと「大沢ビル」と、看板がある。嬉しくなっちゃう。 一気にビルに入ろう。廊下の突き当たりにエレベーターがあって、目的は4階だ-- ![]() ![]() 4階、狭い通路のエレベーター近くにドアが開いていた。何やらわからないが一気に侵入だ。 ![]() 何なんだろう?この屋根裏風景は!「オタクだゾー展」か? ![]() これが、反対側からの風景です。これでほぼ全景です。ついでに天井も見せます。 ![]() 全容が見えたところで本題に入ろう。と言ってもよくは分からないところだらけだ。話半分に聞いてくれ。 つい先日まで小樽美術館で、「詩人と美術 瀧口修造 の シュールリアリズム展」が開かれていた。その展覧会に触発されて、当館オーナー・河田雅文氏が「かつて関心を持っていた瀧口修造を偲び、僕にとってのシュールリアリズム展」になったわけだ。小樽の瀧口修造展は詩人・写真家・吉益剛造氏も大きく関わっていて、二人の「造」にあやかっての「ZO展」だ。 (以下、敬称は省略させていただきます。) ここでオーナー河田雅文、瀧口修造、吉益剛造の関係や、会場の細々した現象を語らねばならないだろう。それが報告者の勤めだろう。が、一切放棄しよう。代わりに会場の写真を載せよう。 河田雅文はデュシャンに並々ならぬ関心があったという。過ぎ去りし時代のシュール、今では日常語と化したシュール、まるでオタクのような河田雅文のシュール空間。今から一夜の一人芝居でも始まりそうな演出空間にもなりそうだ。会場では、まさしく一人芝居の朗読者・吉益剛像の詩が流れている。 そして、最後にこの部屋の今後の有り様をお知らせしたい。実は、そこがこの展覧会のもう一つの狙いなのです。僕にとってはそちらの方が重要かもしれない。 ![]() ![]() ![]() この辺りは「吉益剛造・編」でしょう。 ![]() 彼は誰だ! ![]() ![]() 以下は、普段の河田雅文のコレクション・コーナーに見えた。静かなオタクだ。 ![]() ![]() ![]() 随分と写真紹介をした。本日の午後8時で終わる。多くの人に行ってもらいたいから。 そして、今後はギャラリーとして利用されるから、特異な空間を知ってもらいたいからだ。 ギャラリー、それはオーナ・河田雅文の発表の場かもしれない。彼の愛する人たちの発表の場になるかもしれない。あるいは、特異な会場の空気・空間を利用したい美術家のものになるかもしれない。企画、貸し出しと、詳しくは分からないが、美術仕掛けの場をもくろんでいるのは間違いない。僕はそこを期待している。大いなる成功を望んではいない。いや、大いなる失敗の連続であっても構わない。河田雅文の金力、気力、意欲が続く限り、愛して止まない不思議な場であって欲しい。 ![]() ![]()
by sakaidoori
| 2013-07-24 02:08
| Caballer
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アバウト
![]() 丸島 均。札幌を中心に美術ギャラリーの感想記、&雑記・紹介。写真は「平間理彩(藤女子大学写真部OG) 『熱帯夜』組作品の一点」。巡回展「それぞれの海.~」出品作品。2018.8.30記。2577)に説明有り。 by sakaidoori カレンダー
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