栄通記

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2013年 07月 20日

2100)②「HANA展 2013」大同 終了7月11日(木)~7月16日(火)




HANA  2013         


 会場:大同ギャラリー 3・4階
     中央区北3条西3丁目1
      大同生命ビル3階 4階
      (札幌駅前通りの東側のビル。
      南西角地 。)
    電話(011)241-8223

 会期:2013年7月11日(木)~7月16日(火)
 時間:10:00~18:00
      (最終日は、~17:00まで) 

 【参加作家】
 阿部正子 伊藤洋子 かつや かほり 白崎博 末永正子 田中緑 中野信子 中野邦昭 長谷川雅志 深山秀子 林玲二 別府肇 水戸麻記子 三宅悟・・・以上14名。  
    
ーーーーーーーーーーーー(7.11)


 2092)①の続き。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)


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   ↑:(3階の第1室。)




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   ↑:全て、伊藤洋子。以下の個別作品3点も伊藤洋子。


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   ↑:左側から、「六月のバラ」、「夏彩」。



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        ↑:「華鬘 『慈光』」。


 日本画家・伊藤洋子の作品群。「日本画家か。やっぱり花か。綺麗ですね」と、僕の写真を見る人は思うかもしれない。それで終わるかもしれない。

 が、僕は無茶苦茶驚いた。水彩の方は自然体というか、気持ちよく筆が進んでいる。日本画の方は、もちろん「美」がテーマなのだが、こちらも気負いがなく流れに身を任せている。
 確かに小品かもしれないが、こんなリラックスな伊藤洋子を知らない。どこか知的で、何かを出さないところがかつてはあった。有り体に言えば、「高雅で思わせぶりな詩情」から、「等身大の思い」へと移行気味だ。
 清楚というか気持ちが良い。大作もこの方向で進むのか?都会の好きな画家だ。この花心とどう調和させるのだろう?





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   ↑:末永正子


 清楚な伊藤洋子の次は、爛漫絵画の末永正子だ。



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   ↑:末永正子、「景」。


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 いつものように賑々しい作品を3点出品している。

 本来、大作中の大作にしても良いはずの「景」だ。収まりよくちょこんと並んでしまって、大いにもったいない。童画風の線描をどんな風に生かしたいのだろう?隠し味か?爆発のための武器か?自由そのものか?

 広い会場ではあるが、多人数の作品展ということで遠慮したようだ。思うに、時々「遠慮」をするのが悪い癖で、それはグループ展ばかりに参加しているからだと思っている。300%弾けた作品が描けないからだと思う。周りとの関係で「枠」ありきが先行していて、それなりに納めてしまう。もしその枠に気持ちが収まらなくなったらどうするのだろう?そんなことはないのだろうか?もっともっと弾けたい騒ぎたいと絵は訴えているように僕には見える。

 何も絵画は弾けるばかりが全てではない。小品、中品、大作とそれぞれの味がある。が、僕は末永正子の大作中の大作を見たい。この壁一面を覆う末永正子HANA。




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   ↑:田中綠


 いつもとは違い軽やかな感じ。まとまり過ぎかな?と思ったが、原因がわかった。田中綠は現在ギャラリー ミヤシタで個展を開いている。やはり、個展会場の作品を中心に彼女を語るべきだろう。
 早速見に行った。1階2階と全館展示で、質量ともに意欲満点だ。是非是非皆さんもご覧になって下さい。7月28日(日)まで。




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   ↑:阿部正子。左側から、「宵待草」、「ナナカマド」。



 ともに見た記憶があるが定かではない。加筆をして深みを加えたようだ。
 今回は体調不調とのことで、静かに参加して、心を落ち着かせて、自分の作品を他人との中で確かめているようだ。

 伺えば、来年はこの大同ギャラリーで個展をされるとか。一瞬、我が耳を疑った。
 明るく華やかで平面的な作品を、かつては描いていた。ある時から明るさは殺し気味で、深みを追求し始めた。現在進行形で、新たな境地を獲得すべく悪戦苦闘している。その経過は毎年の道展を見ればわかる。まだまだ個展を開く気分ではないと思っていた。
 きっと何かが吹っ切れたのだろう。欲ばりな女性だ。悪戦苦闘の一里塚を披露したくなったのだろう。それも自分自身なのだから。期待しよう。



 もう少し載せたい作家がいるのですが③を書けるかどうか・・・。

by sakaidoori | 2013-07-20 18:49 |    (大同)


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