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栄通記

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2013年 05月 22日

2064)③「樽前arty2013 『誰かが見たこの街』展(竹本秀樹)」 工房LEO 終了5月3日(金)~5月6日(月・祝)



樽前arty 2013 

誰かが見たこの街』展
 



 会場:苫小牧市立樽前小学校
      苫小牧市字樽前102

 会期:20013年5月3日(金)~5月6日(月・祝)
 時間:10:00~17:00
     (最終日は、~16:00まで)

 【参加作家】
 竹本英樹(写真) 水野剛志(日本画) 山田良(建築・インスタレーション)


※ 樽前arty 2013  

 会場:工房LEO
    苫小牧市字樽前114
    電話(問い合わせ):090-5220-9087(藤沢) 

 会期:2013年4月28日(日)~5月6日(月・祝)
 時間:10:00~17:00
     (最終日は、~16:00まで)

ーーーーーーーーーーー(5.6)

 2052)①、2053)②の続き。

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 竹本英樹による写真展
 四つの教室を使っての展示。気分は、「樽前小学校、ぜ~ぶ竹本英樹」だ。教室の後ろ側が入り口。入り口側から会場風景を載せます。作品は人もいなくて渋い。卒業生を見送った後の教室、そんな感じだ。

 これだけの会場での作品発表も希でしょう。写真家にとっても良き体験なはずだ。今回は写真掲載を中心にします。言葉少なめにいきます。


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 一枚だけアップしましょう。


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 (追記 5/24:この部屋のテーマは「竹本英樹が見た緑が丘公園」。)



 次の教室に進みます。


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 道路、海、工場、煙突、煙、空、建物と苫小牧の風景が淡々と続く。竹本英樹調のボケ気味でベッタリした空間、記憶をたどるようにして風景をかみしめている。


 生徒たちとの共同制作だろう、日光写真もある。


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 (追記 5/24:この部屋のテーマは「竹本英樹が見た海・煙突がある風景」。)




 次の教室に進もう。



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 最初の部屋の風景はは「樽前山」、次は「苫小牧市」で当地以外だろう。この教室は「樽前」風景のようだ。枯草色が鮮明だ。



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 何を撮るでもなく、ただただシャッターを押している。時折見せる接写気味の写真も、特に踏み込んでいる感じもしない。進でなく退くでなく、立ち止まって風景がある。
 見る方にとっては変化もなくて退屈するかもしれないが、これが竹本空気なんだと感じると、彼の流れに身を任せるだけだ。・・・結構撮影者は楽しんでいるみたいだ。「樽前風景」を見ることにはまったようだ。踏み込まない距離感、気分は蝶々、まではいかないが、変化なき風景を飽きもせず眺めている。


 (追記 5/24:この部屋のテーマは「竹本英樹が見たウトナイ湖・勇払原野」。)




 最後の教室です。


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 写真家よると、写真作品は出来上がる途中の水の中がもっとも美しいとのことだ。そこで、実際に生徒たちに、暗室の中でで写真が水と共に誕生するということを体験してもらった。使われた水は当然ながら「樽前水」だ。
 この教室は、そういう体験後の余韻の間だ。教室を整理整頓し、子供たちは帰り、明日を待つ。

 作品は小学校からのものだろう。「樽前山→苫小牧市街→樽前地区→樽前小学校」と作品が進行したのだろう。あくまでも僕の推測だが。


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 「ロマンチスト・竹本英樹」の面目躍如たる作品だ。


 (追記 5/24:この部屋のテーマは「竹本英樹が見た樽前周辺 ~樽前Artyで完成する写真~」。)

by sakaidoori | 2013-05-22 09:58 | [苫小牧]博物館


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