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栄通記

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2013年 04月 10日

2005)「林教司 個展 『一幕』」 たぴお 4月10日(水)~4月13日(土)

   

林教司 個展  
           一幕
                  
    

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
      電話・林(090)7050-3753

 会期:2013年4月10日(水)~4月19 or 20日13(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:11:00~18:00
  
ーーーーーーーーーーーー(4.10)


 月曜日にたぴおを覗いた。22日(月)まで休みとあった。
 今日の水曜日、「林教司 個展」開催の連絡を受け取った。早速見に行った。


2005)「林教司 個展 『一幕』」 たぴお 4月10日(水)~4月13日(土) _f0126829_20294350.jpg



 タイトルは「一幕」だ。



2005)「林教司 個展 『一幕』」 たぴお 4月10日(水)~4月13日(土) _f0126829_20301099.jpg




2005)「林教司 個展 『一幕』」 たぴお 4月10日(水)~4月13日(土) _f0126829_20304195.jpg




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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)



 独り芝居の為の舞台装置のようだ。
 主人公は皿の上のサンマ・・・。さて、サンマは泳ぐか、飛び跳ねるか・・・?皿の上なのだ、誰かの舌を楽しませるのか・・・?

 何やら物語が始まりそうだが、さて・・・?実際、タイトルは「一幕」なのだ。原稿は作家の頭の中だ、二幕、三幕と物語は進むのだろう。あまり深入りせずに序章気分でこの舞台の冷ややかさを楽しもう。

 どうしても僕たちは、「これは何?」と、意味を知りたがる、考えてしまう。「意味」、作家にとっては既に用意されているかもしれない。たまたま発想を目に見えるものにしただけで、「さて、どうしよう?」と感じているかもしれない。

 それに、こういうインスタレーション的展示は、「見た瞬間の驚き、意外性」が大事だから、あまり現場風景を載せすぎたかもしれない。確かに、意外性は削がれるが、「たぴおで林が生きているゾ、何やら頭をもたげたぞ!」、というメッセージにはなるだろう。

 このサンマ、とりあえずは作家自身=林教司として見ておこう。

 作家は皿の上に横たわっている。いや、くたばっているのかもしれない。誰かに食べられたいのかもしれない。美人ならば、「男の本懐」とつぶやくかもしれない。だが、その薄さ、見た目の触感に反して歯ごたえがなさそうだ・・・。
 林教司は皿の上で横たわっている。何かに突き刺さり、体をくの字にしてくたばっている。その皿を取り、台の丸太を倚子にして、一つにサンマ皿を置き、一つに僕が座ろう。そして・・・、・・・その続きは「二幕」・・・に・・・して・・おこう。


 こんな空間が好きな方、ちょっと覗いて、会場内の倚子に座って、遠巻きに作品を眺めて下さい。良いアイデア湧いてくるかも、気分爽快になるかも・・・しれません。





2005)「林教司 個展 『一幕』」 たぴお 4月10日(水)~4月13日(土) _f0126829_21372396.jpg



 追記:
  今回の「一章」は先週の土曜日終了しました。今週は「二章」です。
 まだ見ていません。見に行き次第報告します。

by sakaidoori | 2013-04-10 21:44 | たぴお


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