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栄通記

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2013年 03月 09日

1963)③「札幌大谷大学短期大学部+芸術学部美術学科 選抜展(会期①)」 時計台 3月4日(月)~3月9日(土)

札幌大谷大学短期大学部
       +
芸術学部美術学科

      選抜展
  
        


 ①会期:2013年3月4日(月)~3月9日(土)
          油彩 日本画 版画 彫刻
 

 ②会期:2013年3月11日(月)~3月16日(土)
          グラフィックデザイン 情報デザイン 写真 映像 

 会場:時計台ギャラリー ①2階ABC室 ②2階AB室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~16:30まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(3.5)

 1957番①、1958番②の続き。


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 3部屋の作品、ランダムに個別作品を載せていきます。


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     ↑:2年 宮澤めぐみ、「情熱」・油彩 キャンバス F100。


 「青春」って感じで、懐かしんで見てしまった。



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     ↑:2年 片石満里奈、「ひつじのかわ」・油彩 キャンバス F100。


 もう一点、色は違うのだが、心象風の抽象画もある。こちらはやさしくしっとりした感じ。華やかさもあるが静かに見つめていたい。「ひつじのかわ」、タイトルも感心だ。それは女性学生自身の肌かもしれない。美しく美しく、そういう心持ちや願望も描いているのかもしれない。



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          ↑:2年 瀬川花凛、「Quelque part pas ici Ⅱ」・油彩 キャンバス 新聞 F10。


 F10という極々小品。黒枠に黄色い世界が奥に奥にと拡がっている。小さい画面に、沢山描き込み、よくまとめたものだ。しかも、しっかり雰囲気が出ている。



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     ↑:2年 高薄亜実、「だいこん」・油彩 キャンバス F100。


 大谷に、時々こういう学生が出現する。ビーンズの種のようなものを擬人化して、何やら可愛くてチョット不思議な世界だ。色も黄色味で。
 建物の中で、変な生き物と人間がさ迷い疲れてお休み中、そんな間延びた空気感だ。
 几帳面な建物の輪郭線、それに這うように描かれた毛糸?模様、ここは通路という場だ。行こうか行くまいか、ドアの向こうも気になるし、ここは休んで考えよう。何か良いアイデアが降りてくるかもしれない。だって、黄色い世界だから。



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     ↑:2年 小林早織、「想いが化石にかわるとき」・キャンバス アクリル F50。


 アンモナイトだ。泣いている。学生は化石を見て、古代を想うと、ついつい涙が出るのだろう。僕は涙は出ないが、こうして大きなアンモナイトを見れてほんとに嬉しいです。



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     ↑:3年 伊藤朱里、「ぬくもり」・日本画 岩絵具 水干絵具 鳥の子紙 F150(変形)。


 足が太くてどっしりと安定したきりんだ。太っ腹きりんさんだ。
 大谷にも日本画があるのですね。教育大に負けずに頑張って下さい。



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     ↑:長澤こゆき、「tasteless zone」・油彩 パネル F130。


 ポロック風抽象画だ。ドロッピング風描写の背景はしっかりと青い世界が油彩で占めている。青い世界で人が舞っているようだ。



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     ↑:左側:3年 山崎慧里、「春」・リトグラフ(石版画) 25×19.5㎝。
     ↑:右側:3年 土岐美紗貴、「more」・リトグラフ(石版画) 45×30㎝。


 この二人は共に3年生で、同じ版画分野コースの学生。先日、大同ギャラリーで、仲良くお二人で「2人展」を開いていた。まだ報告していません。紹介時に、二人の感想を書くことにしよう。





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by sakaidoori | 2013-03-09 09:22 | 時計台


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