栄通記

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2013年 02月 16日

1930)「2012年度 北海道教育大学 修了・卒業制作展Ⅰ期(札幌)」サテライト 1期:2月10日(日)~2月22日(金)

   
2012年度 

北海道教育大学 修了・卒業制作展
 

 【札幌会場

 会場:北海道教育大学・札幌駅前サテライト
     中央区北5条西5丁目7
      sapporo55ビル4階 
      (紀伊國屋書店札幌本店の入居しているビル。)
     電話

 1期:2013年2月10日(日)~2月22日(金)
 2期:2012年2月24日(日)~3月8日(金)

 時間: 10:00~21:00
      (土火祝日・最終日は、~16:30まで。)


 【岩見沢会場】

 (省略) 

ーーーーーーーーーーーーーーー(2.15)

 卒業生の発表分野は、版画・デザイン・陶芸・木材工芸・金属工芸・染織と多義にわたっている。しかし、コンパクトな一部屋での作品展だ。会場の様子を載せます。


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 普段着展という感じで、こじんまりとしていてアット・ホーム漂う卒展だ。その中で、絵画が大きくて華やかだ。絵画といっても、なぜだか版画研究室の学生たちで、ちょっと戸惑ってしまった。

 以下、個別作品を交えながら、ゆったりと見ていって下さい。


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     ↑:古山圭、「溢れてゆく」・1820×2730mm 木製パネル アクリル。


 女子学生の多い中で、俄然気を吐いていた古山慶。
 象さんというところがかわいいのだが、爛熟気味に物事が混じり合っていて、密な空間だ。そうはいっても、描き手が若いから、まだまだ燃え続ける元気良さが溢れていて、滅びの美学には程遠く、やっぱりムチムチの元気良さが眩しいものだ。
 卒業後も、この溢れる思いを発散させて欲しい。落ち込んだ時はダークな溢れで、恋した時はピンクの溢れで、溢れる中で刺激を受け止めては逆に倍返しで発散させて、絵画の魅力を発信だ。写真掲載、ありがとう!



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     ↑:版画研究室・桑迫榎伽奈、「夢の続きを」・80×60cm 銅版画 エッチング アクアチント ドライポイント エングレーヴィング。


 唯一の版画作品。多くの技法を多用していて、それは技術習得という「卒展」を意識したものだろう。技術的な問題で二つに分かれているのだろうが、意図的に広い隙間を作っていて、「断絶感」が強い。タイトルに即していうならば、「花という夢を見続けるな!花の中身を見よ」と、行っているみたいだ。
 水彩のような「黄色」だった。爽やかだった。



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     ↑:版画研究室・中川由衣、「羽合の勢」・122×175cm 木材合板 アクリル。


 「もっと感覚を働かせて、自分だけの見方を」と、説明されている。「自分だけ」の見方にこだわるよりも、「私は強くこう見た」と、主張できればと思う。画面一杯に取り組む強さを見た。



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     ↑:版画研究室・工藤瑛子、「パレレル」・162×97cm キャンバス 油彩 アクリル。


 悩める青春、ではあるが美しい。この美しさは学生の持つエネルギーか?絵画というものの宿命か?それは絵画表現の限界か?
 現代絵画は「美ししさ」を絶対とはしない。しかし、美しくない絵画に会うことはない。学生であり女性が描けば、どうしても「美しくなる」のか。



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     ↑:デザイン研究室・片桐優季、「THE BOOK AS FASHIN 『clothe』」・297×460mm 紙 フォットショップ イラストレーター。


 手帳のポスターと思った。ひねって「日記帳」かな、とも。答えは、本の購買意欲を高めるためのポスターだ。やっぱり、手帳に見える。表紙や帯という顔のない本は、僕には考えられない。「本」をおしゃれな道具として見つめているのだろう。いや、「本」というも物をどれほど多く流通されるか、それのみに関心があるのだろう。顔のない人とも重なり、意外に製作者の個性が強いポスターだ。強いデザインは好きだし魅力的だが、「強さ」は広告にとっては二義的だろう。そこんところを戦略的にデザイン化していくのだろうか?



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     ↑:当時研究室・木村怜実・120×120×70mm 32点 粘土 釉薬。


 フフフ・・・。
 (木村さんへの私信。卒業後、作品発表の機会があれば連絡ください。)



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     ↑:デザイン研究室・朴 美欄、「(北海道へようこそ)」・594×841mm イラストレーター 紙。


 韓国籍の韓国人です。北海道が好きになって、京都で日本語を学び当校に入学したのです。しっかり4年間を過ごしたのです。そして、好きな北海道を母国の若者に宣伝して、多くの同朋に来てもらいたいのです。その為のポスターです。それは朴美蘭の夢も詰まっているのです。
 嬉しいですね。実に実に嬉しい。韓国人が北海道に住んで、その魅力を韓国に伝えるのだ。僕には何の協力もできないが、是非その筋の職場に務められて、一つ一つ実践して欲しい。そして、ゆくゆくは道内の人たちに韓国の魅力も伝えて欲しい。日韓の揉め事だって、大いに話題に登らせて日韓の文化の橋渡しをして欲しい。頑張ってください。













 

by sakaidoori | 2013-02-16 23:01 | サテライト


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