高臣大介 ガラス展
あふれでる。
会場:テンポラリー・スペース
北区北16条西5丁目1-8
(北大斜め通りの東側。
隣はテーラー岩澤。)
電話(011)737-5503
会期:2013年1月29日(火)~2月3日(日)
休み:月曜日(定休日)
時間:11:00~19:00
ーーーーーーーーーーーーーー(2.3)
おー、何という卑猥な形!スケベ笑いがこみ上げてくる。
あっぱれガラス柱だ。久しぶりに見せる男・高臣大介の意欲作だ。
数にして101個だ。厳密には2、3個売れたから、100個はない。80cm程の棒状風船を半分に、一つ一つを床に積み上げたり、吊るしたりのガラス・インスタレーションだ。いや、インスタレーション以前の将来の高臣大介巨大空間での会場構成のための予備展、門出展と言ったほうがいいだろう。まずは個別作品を作ってみて、並べてみての手応えだ。実際、100個という沢山の数ではあるが、本格的インスタレーションとして見せるならば、「まだまだ」だ。
だから、作家にー
「八百個だね、次は嘘八百ならぬ誠八百で空間を埋めよう!外も良い。雪降る屋外に連れて行こう。カリンカリンという触れ合う音が、冷気の間に間に響き合う!見てみたい、聞いてみたい、自分を外気に晒して、雪とガラスの白さ、冷たさと語り合おう」
作家はニンマリするばかりだ。クールに、「年間百個だから八年後ですね」。八年後でも一〇年後でもいい。彼は若いから、ガラス人生の中でしっかりと蓄積していけばいい。その頃僕が生きているかはわからない。それは僕の問題であって、彼の問題ではない。冥途から祝電でも贈ろう。
器の販売も兼ねた即売展示会です。簡単に容器類を紹介します。