2012年 12月 12日
炭鉱の記憶 2012 旧住友赤平立坑内見学 会場:旧住友赤平炭鉱内 日時:2012年10月6日(土)、7日(日) ①10時~ ②13時~ 8日(月・祝)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日) ⇒ 13時~ ※土日祝のみの7日間 料金:無料 問い合わせ⇒ワンエイトクリエーション内 「炭鉱の記憶」実行委員会事務局 電話(011)207-5518 主催:「炭鉱の記憶」実行委員会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.27) 立坑内を初めて見た。素晴らしい保存状態だ。だだっ広い空間に鉄の骨組みと道具があるだけだ。同行者はガイドを含めてたったの4人、実に静かで臨場感が立ち籠めていてすこぶる気持ちが良い。ガイドの説明に耳を傾けていくと、その頃の喧噪さをどうしても想像せざるをえない。幾数十台のトロッコの音、4台のゲージ(エレベーター)を急降下させる巻き上げ機の音、きっとドンドンガラガラと、人の声など相手にしない構内であったろう。 随分と写真を撮ったが、大半がピンボケだった。しかも会場雰囲気を伝えれる写真は更にない。説明も聞いたが、ほとんど忘れてしまった。 来年もこのイベントはあるだろう。是非行こう。その時はしっかりと写真報告をしたい。少しは説明も加えたい。 ![]() 白い建物の上に見えるの立坑ヤグラだ。丸い巻き上げ機が2機ある。一機が2個のゲージを同時に上げ下げするから、4個の昇降機がある。 ![]() 赤平駅方向。ピンクの建物も炭鉱関連建築物。廃坑になってから、なぜだかピンクに塗られた。ガイドの方は随分と怒っていた。 ![]() 同じく国道38号線の芦別方面。炭鉱は国道に面していることになり、赤平駅までは、たったの1㎞。利便性に富んだ場所だ。 この日は昼から雨だ。だからか、見学参加者はたったの3名。そしてガイドさん1名による1時間半無料炭鉱ツアーだった。 ![]() まずはこの部屋で赤平炭鉱と立坑のガイダンス。 炭鉱マン立ちもこの部屋に集まり、左に見える通路を通ってゲージのある施設に向かう。タバコなどの火気は当然厳禁で、それらのチェックを兼ねた通路とのこと。住友系の炭鉱は保安チェックが厳しかった。 ![]() ![]() 亡霊のような人が見える。いよいよ進入だ。 ![]() 入るなり、その広さに驚いた。向こうに見える黄色い鉄柵が4台の昇降機入り口。常に2台がペアになって動く。 ![]() 足下は鉄板などで覆われているが、当時はトロッコ用のレールが各ゲージに伸びていたはずだ。 定員72名、超高速での急降下だ。 ![]() 閉山日時が記されている。 ![]() ゲージから構内側の世界だ。石炭満載のトロッコは一端ゲージから出てきて、ケージ近くで一旦停止する。止まったトロッコをガーンと叩くと、そのままトロッコは勝手に走り去っていく。自動で原炭ポケットまで行っては石炭を降ろし、そしてこのケージまで返ってくる。機械もそうだが、当時のドイツ式最先端技術とシステムだ。 場内のトロッコも、多くはかつて其処にあったままだ。 ![]() ケージの反対側も広そうだ。 そして見学は2階の巻き上げ機械室へ----。 ![]() 説明不能なので、適当に写真だけを載せます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 再び階下に戻り、無事見学会も終了。 ![]()
by sakaidoori
| 2012-12-12 00:02
| [赤平・芦別]
|
アバウト
![]() 丸島 均。札幌を中心に美術ギャラリーの感想記、&雑記・紹介。写真は「平間理彩(藤女子大学写真部OG) 『熱帯夜』組作品の一点」。巡回展「それぞれの海.~」出品作品。2018.8.30記。2577)に説明有り。 by sakaidoori カレンダー
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