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栄通記

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2012年 11月 03日

1856) 札幌定山渓付近の紅葉

 最近は雨模様が続く。その間隙をぬって、定山渓に紅葉を見に行った。

 定山渓から豊羽鉱山に抜ける道がある。小樽方面に向かうのだが、途中のさっぽろ湖に向かわないで、西の方に入っていく。この道すがらが素晴らし。京極に抜けるような案内板ではあるが、豊羽鉱山地域で道は終わる。いつもは此処から無意根山に登っている。天気も悪いし、ドライブでの紅葉めぐりだけにした。

 
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 何としたことか、通行止めだ。崖の崩壊で、復旧作業中だ。今年中には終わる予定と案内にはある。

 この地点は天狗岳や余市岳の登山口でもある。しかたがないから、右に見える橋を渡って、天狗岳の登山口まで歩くことにした。
 白井川に沿った林道だ。約30分ほどで登山口に付く。川を覗き見しながら、小鳥の声を聞きながら、曇天の日射しの中をぼんやりと歩いてきた。

 適当にその模様を載せます。今年の紅葉はイマイチです。赤茶色の重たい色が中心で、どっぷりと秋の気配が感じられる。これはこれで目がなごむ。積み重なる自然の色というものは見飽きぬものだ。


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 川の流れがひどく気になったので、多めに載せるでしょう。風景も似たような感じで、飽きることでしょう。


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 左側が、今歩いてきた林道。これからが本格的登山だ。

 天狗岳、それなりにハードな登山だ。沢跡を登り詰める感じで、迷いそうな所もある。残念なのは頂上の展望が宜しくないことだ。お椀のような頂上で、樹に囲まれているわけではないのだが、見晴らしは良くない。2度ほど登ったが、いつも頂上手前の少しは展望の良いところで昼食をとった。
 なぜ川ばかり撮ったかというと、この川で水浴びをして遊んだことがあるからだ。下山の折り、あまりの暑さにたまらず、ドブンと裸で川に入ってしまった。滝壺のような広い水溜まりという記憶だが、そこはどこだったのか・・・、もう何年前のことだったのか・・・。


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 後は来た道を引き返すだけだ。



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 出発点に戻ってきた。この橋は白井川本流に架かる「二股橋」。ちょっとネーミングがおかしい。


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 橋から上流を望む。
 見てもわかるように、この橋は支流との合流地点に架かっている。右側が支流で「右股川」、左側が本流で「白井川」だ。だから、けっして右股川に架かっていないのに「右股橋」だ。おそらく、「支流の右股川が近くにあるよ」、という意味でのネーミングだろう。
 ちなみに、右股・左股は下流から見て言っている。川というものは昇るものなのだ。アイヌは川を縦横無尽に利用していて、下流から川を見ていた。その視点はアイヌばかりではないのだろう。川に生きる人たちにとっては。


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 下流を望む。
 左に道道が走っている。右側が、今歩いてきた林道だ。
 

by sakaidoori | 2012-11-03 13:19 | (風景)札幌・都心


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