栄通記

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2012年 10月 30日

1851) ①「平岸高校アートコース卒業制作展 はなの6期生」 コンチネンタル 10月30日(火)~11月4日(日)

   
   
札幌平岸高校デザインアートコース
      卒業制作展 

    はなの6期生
     

    
 会場:コンチネンタル・ギャラリー  
      南1条西11丁目 コンチネンタルビル・B1F
      (西11丁目通の西側)
      電話(011)221-0488

 会期:2012年10月30日(火)~11月4日(日)
 休み:月曜日
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.30)

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 開催初日ということで、当校の1年生が沢山来ていた。3年生の作品ムードに後輩の目線が重なり、会場は若さでごった返しだ。その1年生の何人かに、好みを聞いたりして、若い息吹にも直接触れることができた。しっかりと語る姿は実に頼もしいものだ。まだ1年生だから、本格的制作はこれからだ。

 今年で6回目。全部は見ていないが、今までの比較で言えば、絵画作品に緻密な意欲を感じた。立体系もあるのだが、例年よりは勢い不足みたいだ。単なる今年の傾向なのか、先生方の指導と関係あるのか?


 会場風景を多めに載せます。個別作品紹介は少なめにします。


 A室から。


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          ↑:(須藤彩?)、「the beginning of microcosmos」

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 秘密のアッコちゃんみたいな小部屋だ。そこに、小品が一杯詰め込んである。ちょっと「女の子の部屋」みたいなゾクゾク感、ぶらぶらと玉子をつり下げて不思議空間、沢山の作品で増殖ワクワク感、仄かな妖しげムードありと、「私の想、迷走、創作宇宙」なのだろう。
 小部屋(ミクロ)ではあるが、大きな心意気を感じる。



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 上掲の絵画列は粘着的で惹きつけれられる。以下、個別作品です。



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          ↑:木明彩香、「Moonlit Night」


 「・・・。暗い空の中にうかぶ黒い城が月明かりをうけて金色に輝くのをイメージ・・・」(学生の言葉から)

 暗紫と線描が、高貴で妖しげだ。きっと線を引き始めたら止まらないのだろう。紫という色が、学生自身の気持ちを高揚させるのだろう。「城」には作家の強い思いがあるのだろう。「城」の何たるかは分からないが、情念がびっしり詰まっているのだろう。


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          ↑:厚南汐音、「とりとめがないことばたち」


 「・・・。背景はいろいろ飾るより、いさぎよくやってやろうと思いました」
 本当にいさぎよい。水色の世界にさらりと花弁を二つ流す、ストーンと青く澄み渡る。花燦々の冠が主役か、青が主役か?相互に目が動く。そして、女性の横顔が幸せ爛漫でないのが良い。憂いとは言わないが、花や青の明るい青春に、それだけではない青春の存在を訴えている。
 明るいときめきと、ちょっと不安なときめき。


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     ↑:三井よもぎ、「millions fish」


 これまた紫系が主役だ。うっとりと夢見心地を通り過ぎ、魅入ってあらぬ世界へ一人旅・・・そこには深海色の小魚たち・・・どこへ私を連れて行くのだろう、どこへ私はいくのだろう。紫にはそんな力がある。
 細かく細かく散りばめられたグッピー(熱帯魚の一種、ミリオン・フィッシュともいう)、骨ばったグッピー・・・よほどこの魚が好きなのだろう。学生は小さい時から育てているという。多くの夢をともに見たのだろう。
 渋さと華やかさが同時進行だ。そこに縦縞が光を与えている。



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          ↑:前田明日美、「jammy tommorrow」


 「『ジャムのように甘い明日、バラ色の人生』をコンセプトに自画像を描きました」

 僕は高校3年生時に、明るく甘い人生など露ほどにも思わなかった。思わないまでも、そういう言葉を軽く発していたら、そうしたら世の中もいろんな見方ができたかもしれない。だが、思えば自分には甘かった。だから甘い人生だったのかもしれない。
 それにしても、自画像自体は硬い。甘い顔には画けないのか?


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          ↑:「?」。(スイマセン)


 次の部屋に行きます。


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 (結局、最初の彼女達のムードに圧倒されて、今回は細かく見れなかった。個人的にはそれで十二分なのだが、詳しく個別感想が書けないのを今は反省している。)


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 なんと言っても圧巻は次の作品だ。

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     ↑:澁谷有香、「show」
     ↑:下山明花、「-show-」
(お詫び。二人のキャプションが貼られています。作品目録も手元にあるのですが、二人と作品の関係がよく分かりません。二つの服飾自体の制作者は澁谷さんのようです。すると、下山さんの役割は・・。)

 カラスの服飾はファッション甲子園で賞を確保したとのことです。ゴージャスで不気味という印象。それにしても、高校生とは思えない感覚と技量だ。
 服飾以外に、それぞれの作品を着用しての二つの本、それらを合成してのビデオが流れている。

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 大胆なポーズだ。仲間の高校生だろう。モデル、作家、関係者ともども、いかんなく変身願望や官能をコミカルに表現・演出している。圧巻としか言いようがない。全てはこのコスチュームのなせる技だ。


 あと何点か載せます。
 40名近くの学生と、その作品群です。十二分に楽しめると思います。4日(日)までです。


 ( ただ今編集中②に続く。)

by sakaidoori | 2012-10-30 23:51 | コンチネンタル


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