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栄通記

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2012年 10月 22日

1838)「藤木正則 展」 茶廊法邑 10月20日(土)~10月28日(日)

  
藤木正則     

        
 ・会場:茶廊法邑
      東区本町1条1丁目8-27
      電話(011)785-3607

 期間:2012年10月20日(土)~10月28日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~18:00
     
 企画:当館

ーーーーーーーーーーーーーーーー(10.21)

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     ↑:①


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          ↑:(①の写真の中央部分。)


 新十津川村吉野小学校の「最後の運動会」が舞台だ。



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     ↑:②


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          ↑:(②の写真の中央部分。)



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     ↑:③


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     ↑:(③の写真の左側部分。)


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          ↑:(③の写真の中央部分。)


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     ↑:(③の部分図。)



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     ↑:④



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     ↑:⑤


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          ↑:⑥


 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 さー、面白いのか面白くないのか藤木正則を語ろう。

 とりたてて総合タイトルはないが、「旗を振る」と題しよう。この旗が、競争の応援旗であったり、交通違反を取り締まるお巡りさんのチェッカー・フラッグだったり、万国交流や友好などの国際色豊かな万国旗だったら、「物語の主人公としての旗」として楽しいかもしれない。また、筋肉隆々たる男が振っていたり、美女がコスチューム代わりに旗を衣装にしたなら、もっと色気豊かな表情があるだろう。

 しかし、無表情な中年男が旗を持っているだけだ。降っているだけだ。面白くも可笑しくもないのが実情だろう。旗を持つ自画像を「写真作品」として注目してみても、合成で何やらワイドに工夫をしているが、ただそれだけのことにしか見えない。

 何故、何の為に藤木正則は旗を振るのか?そういう自画像を写すのか?それを作品として見せるのか?

 僕は氏が目立ちたがり屋で、何かに対して意義申し立てをしている姿だと理解した。しかも、他人様と静かな関係を持ちたいのだ。旗はその為の手段だ。しかし、情熱的にスクラムを組んで他者と連帯することに躊躇している。あくまでもマイ・ペースに。
 パフォーマンスに自信はあるのだが、自己を空気のような目立たない存在にもしたい。「目立ちたがり屋」で「目立たない存在」が氏の基本スタンスだろう。
 旗である必要もないだろう。自転車を持ち上げる藤木正則でもいいのだ。でも、それでは重たそうで長続きしないし、いかにも目立ちたそうで心苦しい。
 他人様とも強い連帯ではなく、軽い挨拶の積み重ねのような、そんな現代的希薄な人の輪が良いのだろう。

 そういういろんな矛盾を矛盾のままに晒すのが今展の写真作品だ。連続と断絶という写真構成、強い意志と無味乾燥な表情、国旗という儀式と単なる持つ行為。藤木正則は時代や社会の断絶、不連続をそのまま受け入れて、しかも静かに意義申し立てを一人でしたいのだろう。


 氏は1952年生まれだ。私と同じだ。学園闘争、1970年安保闘争時代の次の世代だ。暑さが去って、それでも余韻は残り、何を社会に強く訴えるかに戸惑った世代だ。「与えられた運動」は過ぎ去った。その中で自己流を模索した人かもしれない。


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          ↑:(中央に旗が昇っている。いや、藤木正則氏が旗を振っている。)

by sakaidoori | 2012-10-22 08:51 | (茶廊)法邑


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