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まさゆき・展
会場:ギャラリー・粋ふよう
東区北25条東1丁目4-19
(北東角地。
玄関は北向き、北26条通りに面す。)
電話(011)743-9070
会期:2012年5月7日(月)~5月12日(土)
休み:日曜日(定休日)。
時間:10:30~18:00
(最終日のみ、~17:00まで)
※ 作家在廊日 ⇒ 5月7日(月)、8日(火)
ーーーーーーーーーーーー(4.21)
久しぶりの粋ふようギャラリーです。会場全体をくまなく載せましょう。
この部屋の裏側にも空間はあるのですが、今回はここだけの展示です。
作品はびっしりと壁を埋めていて賑々しそうだが、作品の色合いや図柄のために収まりが良い。
油彩画です。
漫画のようなデザインのような軽いノリで、青年の日常と夢想の物語を切り取っている感じだ。面と線はお洒落に今風青年心象を爽やかに彩なしてはいるが、背景色は暗い。落ち込むほどの暗さではないが、斑点模様と重なり、お洒落感覚に棹さしている。
面と線の造形はゆったりとした余裕がある。育ちの良い絵を連想するのだが、絵画全体では明るいばっかりではダメだよと自分に言い聞かせているみたい。
当今、本州人の作品は巧みでお洒落さを基本にしている。乱れや汚れや過剰な力が浸入しても、お洒落や品の良さ優しさを否定することはない。
道内人は一所懸命で真摯だが、野暮ったい乱れやパワー全開で画面を覆う傾向がある。無我夢中を良しとし、お洒落というバックボーンで作品を立ち上げきれない。
まさゆき氏の絵画は、本州派?道内派?屈折とは言い切る自信はないが、「お洒落になりたい、なりきれない」、そんな青年の逡巡の中で、コンパクトに楽しんでいる。このコンパクト感には「今」がある。そこが、この絵の魅力と思った。

