○
イクピンの作品展
「いちまいでいのち」
平山 生(いく)
会 場 : 自由空間
中央区大通東1丁目3番地
中央バス札幌ターミナルB1
(地下1階は食堂街。その一画の広場。)
電話
会 期 : 2012年4月2日(月)~5月5日(土)
時 間 : ?(10:00~20:00)
ーーーーーーーーーーーーーーーー(4.22)
自称高校生アーティスト「IKUPIN」の第一回目の個展です
保育とか、小学校の低学年を相手にした折り紙教室展かな、遠目にはそんな感じだった。
高校2年生のアイデア作品群だった。一枚の紙を、切れ端を出さずに、切って折って貼っての作品だ。
展示は作品とともに、その展開図も飾られているから、創作、制作、その工夫が垣間見える。
以下、個別作品を紹介します。




可愛いですね。それに、出てくる出てくるアイデアの和泉で、これから先の拡がりが想像されて楽しくなります。
切れ端(ゴミ)を出さないでの制作は作者の拘りであって、それを聞かされた時に初めてこちらは驚くわけです。肝心なのは作品そのものと、その組み合わせ拡がり可能性だと思う。でも、それはあくまでも結果の話で、作り手は「一枚の紙」ということで、いろいろと創作意欲が湧くのでしょう。「紙とゴミをださない」という制約が可能性を拡げるのでしょう。
一枚の紙を見てはあれこれと夢膨らみ、何やかやと生き物がうまれていく。紙の好きな人なのでしょう、手を細々と動かすのが好きなのでしょう、作った小物達といろいろと遊ぶのが好きなのでしょう、平山生さんという人は。
大きな紙での壁一杯の物語、いつの日にか見れるでしょう。