栄通記

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2012年 04月 16日

1707)①「HAKONIWA 写真展 (5人展)」アイボリー 終了・9月2日(木)~9月14日(日)

 
○ HAKONIWA 写真展 (5人展)     

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 会場:ほくせんギャラリー ivory(アイボリー)
      中央区南2条西2丁目 
       NC・HOKUSENブロックビル4階
      (北西角地、北&西に入り口あり)
     電話(251)5100

 会期:2011年9月2日(木)~9月14日(日)
 時間:11:00~19:00 
   
 【参加作家】
 ayumi suzuki(@yumi) thugaAugust11 クスミ エリカ 佐藤さゆり 安藤ひろみ 

ーーーーーーーーーーーーーー(4.11)

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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 DM写真、身長は同じに見えるが、名々が「あっち向いてホイ」だ。勝手流で楽しそうだ。そんな、それぞれの個性に期待しての訪問だ。

 なかなか賑やかな展示だ。展示ばかりでなく、お客さんも賑やかで華やいだムードだ。女性展で賑やかということもあり、こちらは少し気後れしてしまった。冷静に、そして引き気味に作家毎に見て廻る。
 ・・・それぞれの作風はかなり違っていて、こちらのピントを合わせるのに戸惑う。合成で作っている写真、スタジオ的に光と色が主人公の作品。被写体を普通にしっかり見つめ、自分の好みを素直に表現している作品。視点の違い、感覚の違い、そして「仲間」であること、そんなグループ展だった。

 展覧会はとっくに終わり、かなり時間が経っています。thugaAugust11さんとは多くの会話をしたので、彼女を中心にして、記していきます。


○ thugaAugust11 の場合


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 旅行での、気に入った風景撮りだ。が、この作品群で「旅行」の強さはない。地味だが、何処に行っても変わらぬ自分の感覚の強さがある。

 どんな感覚?被写体に一歩踏み込んで撮る。全景は無視する。
 レンガ等の被写体の固有性はあるにはあるが、それは写真の持つ特性で、メインの主張ではない。撮りたいのは「窓」、「ドア」、「穴」、「何もない中央の空間」だ。それを包む絵画的構図だ。多くの輪郭直線が作品をよぎる。直線、脇見をしない撮影者の感性に合っているのだろう。それだけではキツイ感じだから、装飾的に植物を挿入する。全部の作品とはいはないが、この構図でほとんどが埋まっている。ランダムな沢山の展示なのに、この頑固さは珍しい。
 それでは至極統一感のある展示かというと、そうでもない。一見、何でもかんでも並べているように見える。統一した視点と不統一な見た印象、何故だろう?
 おそらく、作品として出てきた結果に対する自覚が少ないのだろう。「撮りたい」、「自分好みのアングル」に対する感覚が強くて、作品という自分自身との対話が少ないのだろう。
 それと、彼女にとって「植物」の意味の自覚度だろう。メインなのか?飾りなのか?飾りとしたならば強すぎないか?恐らく、植物が好きなのだろう。どこにでもあるような草花にスポットライトを当てたいのだろう。だが、そのことが作品力を高めているかどうか?

 一度、植物抜きで、「穴」なりなんなり、被写体に徹した作品のみで個展をされたら。しかも行儀良く一列に並べてみる。明快な何かに徹してみる。不満なことが見えるかもしれない。



 一人の撮影者にながくなりました。②に続く。

by sakaidoori | 2012-04-16 13:30 | 北専・アイボリー | Trackback | Comments(0)
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