栄通記

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2012年 04月 14日

1705)「池田さやか 内藤まゆ・日本画二人展」 時計台 終了・ 1月9日(月)~1月14日(土)

     
○ 池田さやか 内藤まゆ・日本画二人展       


 会場:時計台ギャラリー 2階A室
         中央区北1西3 
         札幌時計台文化会館
         (中通り南向き)
        電話(011)241-1831

 会期:2012年1月9日(月)~1月14日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(1.10)

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 新春のほろ酔い気分の展覧会でした。しかも日本画二人展です。
 内藤まゆさんは植物が画題です。、花鳥風月という伝統の流れですが、伝統とは異質な軽やかさ、あどけなさ、明るさですです。若い絵です。しかも苦もなくいろんな試みをしている。それは方向性が定まらないとも言えますが、むしろ、日本画の可能性を楽しんでいます。
 かたや、池田さやかさんは何から何まで内藤さんとは逆です。同じ生き物でも人や亀や動物が中心です。そして、ドロッとした肉の感触を楽しんでいます。爽やか系の内藤さんに対して、ドロドロ系と言えるでしょう。

 内藤まゆさんとは楽しい会話ができました。その人から載せていきます。


○ 内藤まゆ の場合


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     ↑:「花暦 1月白玉 4月花筏 6月梅雨 8月舞」・2011年。


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     ↑:「いつかの風景」・2012年。


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     ↑:「一会」、「庭」・2011年。


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     ↑:「経る時」・2008年。


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     ↑:左から 「咲」・2006年、「花鏡」・2009年。


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     ↑:「すみれの樹」・2011年。


 今、改めて見ても、その時の爽やかさを思い出します。「まゆの試み展」です。これを「実験」などと言うと興ざめな感じです。
 個人的には「すみれの樹」が一番のお気に入り。樹の中にいろんな物を詰め込んで、もっともっと大きな樹に成長させたい。樹のすみれがムクムクして、空のヒトデ型雲もムクムクして、どこもかしこもムクムクして、夢一杯、言葉一杯の樹にさせたい。


○ 池田さやか の場合

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     ↑:左から 「人間」・2011年、「牡丹」・2009年。


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     ↑:左から 「hunting」・2011年、「人魚」・2012年。


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     ↑:「左から 「secret garden」・2011年、「カシオペア」・2011年。


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     ↑:左から 「おー★」・2011年、「にんぎょ」・2011年。


 古風な言葉で言えば「エロ・グロ」です。迷いなし、この道一直線の爛熟誇張美です。更に進んで、超サイケデリックに行くのか、より大正浪漫っぽくネットリと暗めに行くのか?画家の若さからでしょう、どこかあどけない少女趣味も垣間見えます。画家があと5年、10年と年齢を重ねた時に、この生理開放型の絵画がどうなっているのでしょう?歳と共に爛熟さを期待してしまう。

by sakaidoori | 2012-04-14 10:24 |    (時計台)


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