栄通記

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2012年 04月 10日

1696)「田中由美子・個展 [GIFT FROM THE SEA]」 アルテピアッツァ美唄 終了・10月13日(水)~10月27日(水)

  
○ 田中由美子・個展 

     GIFT FROM THE SEA
  


 会場:アルテピアッツァ美唄 A室B室 
      美唄市落合町栄町
       (国道をJR美唄駅を通り過ぎて北に進み、
       直ぐに「美唄国設スキー場」方面に右折。
       どこまでも続く一本道、スキー場への途中の右側。)
      電話(0126)63-3137

 会期:2011年10月13日(水)~10月27日(水)
 休み:火曜日
 時間:9:00~17:00
    (初日は、11:00~。最終日は、~15:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.27)

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 半年前の展覧会です。秋深し、紅葉は真っ盛り、景色を楽しみがてら、久しぶりに美唄に行った。某ギャラリーの某オーナーが「良い展覧会だった」、その言葉にも触発された。
 良い展覧会かどうかは分からない。「不思議な展覧会」、あるいは「小学校跡地に合いそうな、逆に限りなくミスマッチのような、静かな心のざわつきを覚えた個展だった。
 あれから刻もかなり過ぎた。細かい印象は忘れた。だが、どうしても心に引っかかるので記録しておきます。

 会場は二部屋、まずは第一室の様子です。ほぼグルリ載せるので、様子は分かるでしょう。


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 空気感の後は個別作品です。


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f0126829_22542571.jpg (←:ゴワゴワした作品の部分図。)


 明るく心地良い空気感、そんあ気分で中にはいると、よくは分からないが異質なような同質なような品々が置かれている。バックボーンの定まった置き方だが、作品の一つ一つはとりたてて精巧というものではない。どこか間が抜けたような、それでいて几帳面にたたずんでいる。

 気分は判断の停止状態。「まっ、いいか。次の部屋に行こう。


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 先ほどと同じような構成だ。だが、白と黒、そして二列の直並びということで、どこかキツイ。『侃の黒い変体だ。黒光りしている。大きいな。なんだか一際目立つオチンチンだ』冗談気分など全然起こらないのだが、どこか全体がユーモラスだ。生真面目さと可笑しさ、几帳面さと幼稚さ、懐古的なのだが過去ばかりには向けない緊張感、『何だかアンビバレンスだな』

 『奥にある白い服、何だか変だぞ』


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 『うっ、まるで死人ではないか、ミイラではないか、死体に着せる服ではないか。この貝殻の形、乳房ではないか、乳首ではないか、するとこの白装束は女か、まさか作家本人なのか・・・』

 この白装束で作家の意図が分かったとは言わない。が、葬送の場と捉えても構わないだろう。それにしても、あたりの空気は淀むことなく透き通っている。明るく送ろうというのか。寒々しさと明るさ、「田中由美子」という作家は、相反するものを同時に楽しむタイプなのか?少なくとも喜怒哀楽を激しく攻めないのだろう。だが、この白装束は激しい。憂いや哀しみ、それらを貝殻たちが包んでいるのかもしれない。タイトルは「海からの贈りもの」とある。海は死人の行くところ、死人は貝になって戻ってくる。残された者には贈りものか・あるいは象徴として「死の往き来」をしているのだろうか?


 振り向いた反対側にも、もう一人の「田中由美子」が立っている。


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by sakaidoori | 2012-04-10 01:07 | [美唄] | Trackback | Comments(3)
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Commented by カミタク at 2012-09-15 02:34 x
【リンク報告】
こんにちは。私はカミタクこと神山卓也
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。

 私が運営しております、鹿児島温泉(鹿児島市内温泉)を中心に鹿児島県内外の温泉と観光スポットを紹介するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「アルテピアッツァ美唄訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/HOKAIK05.HTM
から、この貴ブログ日記記事にリンクを張りましたので、報告申し上げます。

 私は、親子二代の転勤族で、中学2,3年の2年間札幌市に住んでいました。アルテピアッツァ美唄へは、母校の同窓会があった翌日に、炭鉱マニア
http://coal.shimazu-yoshihiro.net/
でもありますので産炭地を巡るべく、訪問いたしました。

 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

Commented by sakaidoori at 2012-09-19 21:14
> カミタク さんへ

 返事が遅くなってすいませんでした。最近、長期休暇中でしたものですから・・・。

 温泉天国ですか。愉快ですね。北海道は、街近くに安くて綺麗で気軽に行ける温泉がとても多いです。山間に行けば源泉かけ流しの温泉場がたくさんあります。夏山登山をしていたので、随分とでかけては多くの温泉を楽しみました。最近は絵を見ることが多くて山も秘湯も遠ざかっています。

 炭鉱マニアですか。私は筑豊育ちで、彼の地の最後の炭鉱・日本炭鉱(日炭若松)炭住育ちです。福岡県山田市、北九州市若松区二島、遠賀郡水巻町と転々と引っ越したものです。彼の地の炭鉱の足跡はどうなっているのでしょうか?もし、カミタクさんが北九州を訪れることがあれば気にして下さい。

 コメント、ありがとうございました。
Commented by 根保孝栄・石塚邦男 at 2013-03-27 01:47 x
栄通りさんの熱心な紹介感服します。ありがたいです。辺鄙なところへも足をまめに運んで・・・頭さがります・・こんごともよろしく。


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