栄通記

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2012年 03月 31日

1677)「(藤田真理・展) MARI FUJITA・EXHIBITION」 ミヤシタ 終了・2011年11月17日(水)~12月4日(日)

   
○ MARI FUJITA EXHIBITION 

            (藤田真理・展)
      


 会場:ギャラリー ミヤシタ
    中央区南5条西20丁目1-38 
    (南北の中小路の、東側にある民家)  
    電話(011)562-6977

 会期:2011年11月17日(水)~12月4日(日)
 休み:月曜日(休廊日)
 時間:12:00~19:00 
     (最終日は ~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(11.19)

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 例年のように、暗室仕様のインスタレーションです。

 その模様を載せます。カメラが暗がりに弱くて、あまり良い出来ではありません。申し訳ありません。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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 今回は実にすっきりしている。暗がりで見せないとか、進入禁止ラインを設けて、見えそうでみえないとか、そんなチラリズムの暗室ではない。明暗をくっきりさせる為の暗室で、「静かに私を見て下さい。大地に伸びる根、天空を目指す花々、映る影の美しさを楽しんで下さい」と、素直に語っている。
 だから、今展の魅力は作家の素直な気分を正直に凛々しく作品化していることだろう。意外性を求めた方には期待はずれかもしれない。だが、正直さ直向きさ、大地に根付いて美しく伸びる姿はまぶしかった。

 床に這い回る髪形が大胆だ。普通僕は、こういう姿を女の生命力であり、慎ましさに反した情念・情欲の露わな姿と見がちだ。確かに一瞬はそう見た。だが、あまりに細やかで美しすぎる。欲望の写し身でもいいのだが、作家の意図は違うようだ。「力強く美しい生命そのもの」、としての植物を讃歌している。作家にとって植物とは、「女性」であり、「存在」であり、「命をはぐくむもの」であり、なにより「美しいもの」なのだろう。

 茎を這い、宙に舞う花びらは手作りだ。精巧だからドライフラワーとか、既製の花に見てしまう。単なる飾りとも見がちだ。手作りに作家の苦労・工夫を見る必要はないかもしれない。それは作家の拘りであり、巧みさを見せるものではないから。だが、花を作る情熱には感じ入ってしまう。

by sakaidoori | 2012-03-31 21:27 | ミヤシタ | Trackback | Comments(0)
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