1658)「『ぬくもり・親子展』 伊能二三代(写真)・伊能恵理(絵画)」創 終了・3月7日（水）～3月12日（月）

○　ぬくもり・親子展　

　　　　　　　伊能二三代（写真）・伊能恵理（絵画）　　　


　会場：ギャラリー創（ソウ）
　　　　 　中央区南９条西６丁目１－３６
　　　　　　　Ｕ－ＳＴＡＧＥ・１Ｆ
　 　　　　　（地下鉄中島公園駅から西に徒歩５分。
　　 　　　　 南９条通り沿いの南側。）
　　　　　　※駐車場は２台分完備
　　　　　電話（０１１）５６２ー７７６２

　会期：2012年3月7日（水）～3月12日（月）
　休み：火曜日（定休日）
　時間：１０：００～１８：００
　　　　　（最終日は、～１７：００まで）

ーーーーーーーーーーー（3.11）








　伊能恵理さんは１６２６番でも紹介したばかりです。この春に、大谷大学短期大学部を卒業します。伊能二三代さんはお母さん。その二人の融合展、ジャンルが違うので、どれが誰だかはすぐに分かります。絵画は専門的に学んだ娘さん、写真がお母さんです。
　全体のムードは、絵画が少し退き気味で、写真を強調しています。写真発表歴のないお母さんをバック・アップしているのでしょう。と同時に、伊能恵理さん自身が、大きく自分を見せたくないのかもしれない。今は他人と一緒に行動するのが楽しいのかもしれない。


　さて、写真の伊能二三代さんです。
　植物が大半で、動物や人もあります。被写体を近間で撮るタイプで、迫って大きく見せています。被写体には近づくが、色合いは強烈な個性を避けて、美しく可愛くというものです。その分、力強さ、強いアクセントに欠けている。その辺りが僕には腑に落ちない。チョット中途半端な表現に終わっている。「大きく、清く、明るく、美しく」生き物に迫りたいのか、「大きさにあった、強さ、元気良さ、あるいは被写体に迫って、生命体の不可思議さ」に迫りたいのか？　いずれにせよ、初披露ということで、かなり遠慮があったのだろう。強く他人に見せる気迫、自覚以前なのだろう。
　だが、全般を見るに、「写真で何かを表現したい」という持ち主と判断した。「今は遠慮、次回は普通、その次はビシッと」と、言っているよう。



































　今回はお母さんの伊能二三代さん中心の掲載になりました。
　恵理さんへ、次は小なりとも自分中心の発表ですね。楽しみにしています。





　　　　　　　　　　↑：伊能恵理。



　　　　　↑：左側は写真だから、伊能二三代。右側はぬいぐるみで、伊能恵理。