1660)「河合春香・個展 ”汪溢”」 ﾄ･ｵﾝ･ｶﾌｪ 終了・2月7日（火）～2月19日（日）

○　河合春香・個展　　　”汪溢”　 　　　　


　会場：TO OV ｃａｆｅ（ト・オン・カフエ）
　　　 　　中央区南９西３-１-１
　　　　　　　マジソンハイツ１Ｆ
　　　　　　（地下鉄中島公園駅下車。
　　　　　　北東に徒歩２分。北東角地。）
　　　　　電話（０１１）２９９ー６３８０

　会期：2012年2月7日（火）～2月19日（日）
　休み：会期中無休
　時間：１０：３０～２２：００
　　　　（日曜日は、１０：３０～２０：００）
　電話：（０１１）２９９－６３８０

　※　レセプション・パーティー　⇒　２月１０日（金）　１８：００～

ーーーーーーーーーーーーーーー（2.22）

　　　　　↑：屋外からの風景。


　　　　　↑：屋内から。左側の展示。


　　　　　↑：屋内から。右側の展示。


　（以下、敬称は省略させて頂きます。）


　今春、大谷短期大学部の専攻課程を修了する。卒業記念個展だ。

　「ピンクのリズミカルな筆さばき、明るく元気な河合春香」と、思っていた。認識を改めなければならない。
　ある公募展会場で河合春香は自作を語っていた。「人を描くのが好きで、その人間の裏側というか、影のようなものを・・・」。正確な言葉は覚えていない。要するに、人や人間関係、その裏側の絵画を目指していると理解した。
　「エッ、ほんと！明るく元気な心模様、時には暗くもなるが、燃えるような生命力、女の子心のセンチ、ロマン、遊び、直向きさ・・・、そんなんじゃーなかったの！！」と自問自答してしまった。

　今展では「黒」が多い。明快な具象ではないが、その黒は人間ということか。人の裏側であり、もう一つの人間関係の姿か。
　河合春香らしくピンクを中心に七色が踊っている。全ては黒にからみ、黒を呼び覚まし、黒とは何かを浮かび立たせている。


　元気一杯だ。線が踊っている、色が走っている。
　勢いのある暗さだ。明るい暗さだ。
　ピンクと黒、不思議な組み合わせだ。


　同時期に、同窓の男子学生と２人展をされていた。相手は清楚な日本画だ。今月中にはその紹介をしたいと思っています。


　　　　　↑：「こぼれゆく時間、落下する時めき」・２０１１．１１。






　　　　　↑：「午後３園誘惑」。


　　　　　↑：「Pegasus and blood of Medusa」。












　　　　　　　　　　↑：「拍手喝采」・２０１１．１１。