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静芳・個展
(新井静芳・個展)
会場:さいとうギャラリー
中央区南1条西3丁目1
ラ・ガレリア5階
(北東角地。1階が日産のショールーム。)
電話(011)222-3698
会期:2012年2月21日(火)~2月26日(日)
時間: 10:30~18:30
(最終日は、~17:00まで)
ーーーーーーーーーーーーーーー(2.22)
新井静芳さんによるシルクスクリーンのテキスタイル展。道都大中島ゼミ生で今春卒業予定、だから卒業記念の個展です。
テキスタイル反物を沢山並べて、シルクスクリーンの基本姿勢を披露し、応用編として縫いぐるみやブロック片の壁飾りに挑戦している。大味な反物絵巻・研究成果と小振りではあるが絵画やデザイン感覚が問われる小品群、その重なりは若さ明るさ女子大学生らしさがムンムンしていて、目に一杯の刺激です。
さー、全作品を連続掲載して、ブログを華やかにしましょう。
そして、今回は言葉少なく写真の世界です。
布地の色は黒、そこに小さな模様をカラフルに。遠目には渋いが、近づけば手のひらサイズの小さな踊りの群れです。


↑:左から 「くるくる」、「トテテ」。
「静芳の宮殿模様」です。ちょっと遠慮がちの宮殿祭りです。もっとブロックの集中するところがあった方が、華やかになると思った。そして大胆に白の余白部分を作って壁全体にメリハリがあればと思った。
それにしても明るい。一枚のシルクスクリーン反物ではできない細やかで心躍る作品だ。作業としては大変だが、反物とてこうして「何か」が生まれるのを待っているはずだ。

やや大きめの円くてふっくらな塊の好きな静芳さんでした。中間色をカラフルに使うのも好きです。今展は明るさ発表開眼展でした。次回は更なる開花、爛漫展を期待しよう。